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抗がん剤DC療法⑦投与2回目

■前日
さて、ゴールデンウィークがあったので今回は4週空いてしまいましたが、投与2回目です。日帰りは予約枠がいっぱいだったので2泊3日の入院です。入院の手続き関係以外は採血のみ。のんびり過ごします。

コロナが5類になった関係で、ついに病院の面会が再開になりました!もちろんマスクはつける、30分以内、など制限はあります。
院内感染リスクなども正直怖いですが、面会OKなのは気持ちが楽ですね。実際、病棟でも仲良く家族でお話されてる姿をたくさん見かけました。よそ様のことながら嬉しく感じました。

■のどの違和感
3日前から気になる症状で、のどの圧迫感が出てきました。なんだろう…心配でしかない。CTにのどまで写るそうで、一旦は様子見になりました。次のCTが再来週…。

■先生とお薬の相談
副作用への対策について、主治医の先生や薬剤師さんと相談し、吐き気止めの薬を少し強いものに変更することにしました。ほか、下痢対策の薬を始めから飲むなど、1クール目を踏まえて対策が変わりました。ありがたいです。
指先の皮がペリペリむけてきたので保湿クリーム(ヒルドイドローション)も出してもらえましたが、市販のワセリンの方が効くような…。しばらくは処方された方を使おう。

■当日は吐き気止めの薬から
点滴開始の1時間前に吐き気止めの薬(アプレピタントカプセル)を飲みます。また、朝昼晩、吐き気止めの薬(ロラゼパム)と下痢対策で整腸剤(ミヤBM錠)を今日から飲んでいきます。点滴でも吐き気止めの薬飲むので、吐き気止めは3種類ですね。前回から1種類増やしています。
点滴の針も入れる。今回は看護師さんが事前にホットタオルで腕を温めてくれました。そのおかげか、1回で入って嬉しい!

■点滴開始
吐き気止め30分。この点滴の吐き気止めが前回より強くなったお薬です。
看護師さんいわく、吐き気止めの薬がなかった昔はやはりドラマのイメージみたいにみんな辛そうだったとのことです。薬を開発してくれた皆様ありがとうございます!

■ドセタキセル
いよいよです。看護師さんが「生理食塩液」って袋をぶら下げたので、抗がん剤はまだなのねー、と油断してたら、中身はドセタキセルでした笑。喉や頭がカーッとなる、だるい、気持ち悪いみたいな症状が序盤に出ます。熱っぽくなるのでアイスノン借りました。前回よりこれらの症状は軽く、すぐ和らぎ、眠気が勝ってきたのでウトウト過ごしました。吐き気止めを変えた効果があったのかもしれません。投与は1時間。

■カルボプラチン
看護師さんのパン作りの話を聞いていたらいつのまにか3分の1ぐらい終わってました笑。ナッツやドライフルーツを入れてつくるのがマイブームだそうで、聞いてるだけで美味しそうです。
カルボプラチン、こちらはほぼ症状なし。少し気持ち悪さがあるかな。投与1時間。
カルボプラチンさんの間にお昼に出してもらったうどんを食べました。なぜか唐揚げが3つも副菜でついてて、食べたら気持ち悪くなるかもなーと思いつつ、美味しかったので完食。あーあ。

■遠方から母に来てもらう
がん発覚前は、30後半にもなって母に介護してもらうとは思っても無かったですね。
数日助っ人として来てくれるとのことで、お願いしました。私が遠方に嫁いでしまったので、長距離にも関わらず本当にありがたいです。前回副作用がつらくて、一人でいる時間がとんでもなく淋しかったので…。

■先生とお話
夕方、母がこっちに着いたとのことで、病棟に面会に来てくれて嬉しかったです。遠くまでありがとう!
主治医の先生が母と3人で話せる時間を作ってくれました。学校の三者面談みたいですね。
改めて術後の病理検査の診断結果の説明や、これからの治療方針(エンドレス抗がん剤)の説明をしてもらいました。母も私も心配はたくさんですが、先生がどんな質問にも丁寧に答えてくださるので、本当にありがたいです。

私が子宮体がんや子宮頸がんではなく、子宮癌肉腫という希少がんであることが、さらに私たちの心配を大きくさせます。(もちろんどんながんでも心配ですし不安です。闘ってらっしゃる皆さまを本当に尊敬します)
がんと肉腫の違いは、由来する組織が上皮性組織であればがん、非上皮性組織(骨や筋肉など)であれば肉腫ということになります。私の場合はそのどちらも含むため「癌肉腫」だそうです。ハイブリッドー!
癌肉腫は進行が早いそうです。抗がん剤治療の合間の、つかの間のひと時を、大事に大事にしながら、頑張ってやり続けるしかないですね。

■今のところの症状
体が重い(寝てると分からないが立つと重い)ぐらいですね。吐き気止めがよく効いてくれている感じがします。明日からに備えて早めに寝られたらいいなぁ。


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