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抗がん剤DC療法(番外編)歯科受診

■親知らずが痛い~

抜歯が怖くて放置していた親知らず。抗がん剤治療を開始してから、ちょいちょい右下親知らずが痛むのでロキソニンを飲んでいました。次クールまで時間ができたので、ついにかかりつけの歯医者さんに紹介状を書いてもらって、歯科大病院を受診してきました。

主治医の先生にも相談済で、「歯の状態が良くないといけないので、すぐ何か対処しなければいけない状況か聞いてみたらいいかもしれません」とのこと。いつもの病院でできたら良かったんですが、残念ながら歯科がないので…。お腹の大手術経験しといて何ですが、抜歯怖い!

■きれいな病院!

歯科大病院は初めて行きましたが、建物が新しいようでとても清潔感があってきれいでした。大学病院なので、学生さんが携わることへの同意書にサインをします。さっそくレントゲンを撮るときに、頭の位置の位置合わせを学生さんがしてくれました。

■斜めに生えてる親知らず

最初に看護師さんがヒアリングをしてくれます。ちいかわのマスクをしていてかわいかったです。その後、担当してくださる先生がいらっしゃって、レントゲンを見つつお話を聞いてくれました。

親知らずが斜めに生えているのですが、斜めに生えてる上側がちょこっと歯肉から見えている状態。どんなに歯磨きやうがいを頑張っても、どうしても歯肉が炎症を引き起こしてしまうそうです。歯磨きとうがい頑張っていた身からすると無念。抜くとなると、歯肉を切って、周りの骨を削って、親知らずを砕いて取る、出血も結構する、というなかなか悲惨な感じのようです。怖すぎる。こんな体に対して小さなパーツを取るのが大変なんて…。

■抗がん剤治療中は抜けなさそう

抗がん剤治療中は骨髄抑制があるので出血が止まりにくいため、すぐには手術できないそうです。かつ、炎症がなく、腫れていない状態でないと手術ができないそうなんですが、抗がん剤治療中は炎症・腫れが治りにくいから難しいだろうとのこと。なるほど~。

抜くのであれば、抗がん剤治療が終わってから。赤血球や血小板などの血液検査の値を主治医の先生と共有しながらやっていきましょう、ということになりました。しかも、もし鎮静剤(口から胃カメラするときに打つやつですね)を希望するのであればさらに体に負担がかかるので、全体的に治療が終わってからの方がいいですよ、とのこと。鎮静剤打たずに、骨を削ったり歯を砕いたりする様子を感じて、身動きとれず横になってるってのは中々ですね…。

■いったんは薬で和らげていくしか

いったんは痛み止め(ロキソニンやカロナール)+化膿止めを必要に応じて主治医の先生に処方してもらってください、ということになりました。

抗がん剤治療が終わって親知らずの痛みが無くなったら、抜歯したくなくなりそうですね。次クールは痛くならないことを祈ります!

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