脂肪と言う名の服を着て
ニクヨさんと中村うさぎさんの
YouTube動画で取り上げられていた
安野モヨコさんの
脂肪と言う名の服を着て
を読みました\(^o^)/
お恥ずかしながら…
わたし、本も全然読まないし
漫画も全然御縁のないまま
大人になってしまいましたので
今更…だとは思います。
ただ、わたし自身も
小さい頃から容姿のコンプレックスを
抱えていたので、この漫画には
共感しかなく、
わかるわかるわかるー!の連続でした。
内容を少し話したら
すぐネタバレになるので
ここでは書かないようにします。
…
結局…残念ながら
容姿って凄く重要なんですよね(´・ω・`)
どんなに人は見た目じゃない!
と言葉では言っても
見た目が基準に届かないと
人権なし、みたいなこと
世の中には沢山ある気がします。
可愛い子と友達になりたい
可愛い子と付き合いたい
善悪の判別がない
子どもの頃、
悪気なく言われたあの言葉って
揺るぎない事実で
人間の本音、だと
今も思っています…w
小学校の頃、
「うちは可愛い子としか
仲良くしたくないからごめんね!」
って言われたことがありました。 笑
そうやって言い放っても
いつメンが休むと
すぐに転がり込んでくる。
みんな優しく仲間に入れてあげるけど…
顔面偏差値高いチームは
集まると急に強気になって
誰かをターゲットにして
仲間外れにするゲームを始めたりするw
それで彼女達は結束力を高めてた。
小学校の高学年女子あるある。
学生時代は、
可愛くない、太っている
(正確には細くはない)だけで
この世界での人権はないんだな、
って思っていました。ずっと。
でも、メイクや髪型を
変えることは出来ない。
校則がある以上、
ありのままでしか、戦えなかった。
ダイエットだって、
家族と同居していたから
思う様には出来なかった。
その時点で、諦めていました。
校則がなくなって、
バイトしてお金が自由に使えるように
なったら絶対、メイクや髪型を好きなようにして、好きなお洋服を着るんだ!
その環境が整ったのは
大学生になってからでした(._.)
留学から帰国して
案の定、太ってしまいました。
そこから、体重を20㌔近く落とした。
留学で増えた体重は3〜5㌔ぐらいなのに
20㌔近く減量しました。
後半は完全な拒食症でした。
でも、そこまでやり詰めた理由は
世界が変わったからでした。
急に周りの人間の対応が
それまでとは変わったのです。
ひっきりなしに、
遊びや合コンのお誘いがある。
行けばそれなりに
良い思いも出来てしまう(^_^;)
出会い目的ではなくて
純粋に海やプールに行きたいけど
女の子だけは危ないかなーとか
誰が車出す?とか
そういうハードルがあったことを
忘れるぐらいに
周りが動いてくれるようになった。
信じたくないけど
思った通りだった。
元から可愛いくて
チヤホヤされてる子達とは
違うから、結局はみんなみたいには
なれなかったけど。
(私という自我が邪魔をしてw)
そういうもんでした。
「可愛い子としか
仲良くしたくないからごめんね!」
と言ったあの子が
成人式で、わたしのところに来て
「ねぇ!久しぶりだね!
めちゃ変わったね!
(わたしの名前)、めっちゃ可愛い!
2人で写真撮ろう(*^^*)♡
連絡先教えてよー♡」
「カラコン何使ってる?」
「マツエクどこ行ってる?」
と言って来たのも
良い思い出です。
そうゆう子が何人も居ました。
極めつけは、男子!
中学の時わたしの親友に
その男の友達が恋心を抱いたと言う訳で
わたしの幼稚園時代からの
幼馴染が、絶対に人目に付かない
なんとも言えない場所で
数年ぶりに声を掛けて来たことが
ありました。
家も隣の隣だし、
わたしとしては特に距離を感じて
いなかったけど、
向こうはイケてないわたしとは
距離を取っていたみたく、、、
「◯◯、わりぃんだけどさ、
お前▲▲と仲いいじゃん?
俺の友達の□□が▲▲のこと
気になってるらしくて、
▲▲の連絡先教えて欲しくてさ、
お前にしか頼めなくて…」
「あと、俺がお前にきょう
喋りかけたこと、誰にも言うなよ」
とまで言われました(・∀・)
ありゃ、いつの間にか私たち
そんなに身分に差ができていたのね、、、
と現実を突きつけられた気がした、笑
その幼馴染も成人式の時に
駆け寄ってきて、
「俺たちって幼馴染の中でも
家も近いし1番古い幼馴染じゃん、
だから記念に写真撮ろうぜ」
と言って来たwwww
意味もなく、連絡先を交換させられた。
沢山の男子達と。
名前も忘れたようなクラスメイト達と。
その後、沢山合コンの提案もあった、笑
全部お断りしました。
そして、連絡先も
ブロックさせて頂きました。
痩せたら可愛い
細い=可愛い、綺麗
謎の公式です。
太ってると醜い価値観って
なんなんだろうね。
お蔭様で、万年ダイエッター(;^ω^)
食べたいものを欲望のままに
食べた記憶はありません。
拒食症は脱したけど、
太ることが怖い、人権がなくなりそうで。
いつも節制してないと
気が済まない人生です。笑
でも痩せたからって
彼氏が出来たこともないし、
まだ未婚です。笑
寄ってくる人は多いけど
本気の人はいないのも事実。
ダンサーの友人が
食事制限があるせいで
いつも恋人に振られる、とよく言います。
温野菜、ゆで卵、
蒸した鶏肉350㌘
たまにさつまいも
それしか食べない彼女です。
その彼女の話を聞くたびに思う。
そりゃ、そうだよね。
それしか食べないし、
たまには一緒にラーメン食べよ!
なんて誘われても絶対に行かないもんね、、、
彼氏も、うんざりしちゃうよな、、、
と心の中で彼氏に賛同しながらも…
わたしも人のこと言えないわw
わたしラーメンは半年に1回までだな、、、
デートは和食がいいな、
でも、一般的には男性は
和食なんていやだろうな、、、
と、思うんですよね。
分かってるんです。
それでも、太ることは怖い。
いつも太ることを恐れて
太らない選択をしがち。
だって人権無くなるの
知ってるから(^_^;) ははははは
食べたいものも
好きに食べれなくて、
まだ未婚で…
結局、結果はUn Happyならば
もう全部ひっくり返して
All Happyに生きたいなぁと
たまに思いますね、笑
でも、デブデブと
言われて来た時間が、
長過ぎて、太ることへの恐怖心…
恐怖心への執着が凄くて、
難しいのが現実です。
生理が止まると嬉しい
(生理が止まるとダイエットが成功している証拠で、唯一自分の頑張りを認めてあげれた)
健康診断や血液検査で
栄養不足の指摘をされると嬉しい
この、普通ではない感覚…
完全に異常なんだけど、
それぐらい狂っているということ。
多分、この気持ち
共感してくれる人
沢山いると思う。
逆にその気持ち
全然わかんない!という人にも
脂肪と言う名の服を着て
安野モヨコさん
この漫画、オススメです(*^^*)♡