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【都トムインタビュー後編】農家番組のMCをしたい
芸人になってからお互いピンでやってきたふたりがコンビを組んだ経緯をうかがった中編。後編では、それぞれの芸名の由来や、都トムのこれからの話を聞いた。
前編はこちら
──おふたりとも芸名に特徴がありますよね。由来はありますか?
高木払い(以下高木):以前のコンビを解散してピンになった初めてのライブで、「高木の芸名を考えよう」という企画をやってもらったんです。そのとき自分では「オム」っていう芸名にしようと思っていたので「オムよりいい案を出してくれたら、芸名として採用します」と言って。
その中で、ぴろしきのガッチー青木さんが「オムっていう字が漢字の『払』に似てるから、『払い(ばらい)』っていうのはどう?」と言ってくれたんです。「払い」って珍しいし、いいかもと気持ちが揺れていたところに、ぴろしきの山崎(こうじろう)さんが「高木払い」をという案を出してくれて、この名前に決めました。
そもそも「オム」にしようとした理由はポケモンのオムナイトが好きだったからなんですが、そこから先輩がもっといい名前をつけてくれた感じです。
可児正(以下可児):僕の芸名はそこまで深い意味はないんですが……。
高木:もともとは公共の八尾って名前でしたよね。
可児:自分となんの関係もなくて、かつ本名っぽい名前にしたいなとは思ってました。岐阜県の可児市っていう市の名前が好きだったっていうのと、僕、後輩だけじゃなくて先輩からも「八尾さん」ってさん付けで呼ばれることが多かったので、「カニさん」だとかわいいかなと思ったのが理由ですね。
高木:「可児正」を本名だと思ってる人も多いですよね。
可児:そうですね。サツマカワ(RPG)さんに芸名の由来を聞かれたときに「本名じゃないけど本名っぽい名前にしました」って言ったら、「あ、そのパターンね」って言われちゃいました(笑)。
──今後、こういうふうに活動していきたいという展望はありますか?
可児:去年『キングオブコント』で準決勝まで進めたのでネタは頑張りたいです。ただ、「絶対にネタしかしない!」みたいには考えていなくて、テレビにも出たいと思っています。
高木:お互い「ネタがおもしろくなかったら芸人じゃない!」みたいな考えではないですね。でもネタはおもしろいほうがいいし、組んだばっかりっていうのもあるのでそこは頑張りたいです。
可児:自分たちでは、アイドルとかと絡むのが結構得意だと思っているので、そういう仕事があったらいいですね。
高木:ああ、芸人以外の人と絡む仕事。
さっき(前編)も他のお仕事の話をしましたけど、他業種への興味とかリスペクトが強いので、話を掘り下げて聞くことができると思います。
可児:たとえば農家の方30人くらいひな壇に座ってもらって、その番組のMCとかでもいいですね。
高木:それおもしろそうだなあ。
可児:美容師さんとか、毎週違う業種の人を30人呼んで話す番組をやりたいです。
★都トム
キングオブコント2023準決勝進出
高木払い(たかぎばらい・写真右) 神奈川県出身、1992年11月13日生まれ、スクールJCA24期出身
https://www.instagram.com/takagi_barai/
https://www.tiktok.com/@takagibarai
可児正(かにただし・写真左) 滋賀県出身、1994年7月9日、ワタナベコメディスクール29期出身
https://twitter.com/KANITADASHI
https://www.instagram.com/kanitadashi/