Your Verseメンバー紹介#4 扇本英樹
ともに見出した唯一無二のストーリーを軸に、働く個人と企業の飛躍を生み出したい
こんにちは。
Your Verseの扇本英樹です。
個人や法人の「そこにしかない価値」に焦点を当てて、編集者、広報として、ブランディングなど長期的な資産をつくる仕事をしています。
紙の情報誌が全盛期だった2000年代前半、雑誌「関西ウォーカー」の編集・制作に携わりました。「関西ウォーカー」での経験は、私の社会人としての原点となっています。取材対象は実に多岐にわたりました。有名人へのインタビューから、街の小さな店舗の取材まで、数え切れないほどの出会いがありました。取材を重ねるなかで、誰もが自分だけのストーリーを持っているということを強く実感しました。それは、普段は隠れて見えないけど、確かにその人を支えている価値観であり、軸になっているものの見方。編集者の仕事は、そうしたストーリーを可視化し、世の中に伝えることだと考えています。
その後、外資系人材サービス企業での経験を経て、2009年、国際会議・医学会の企画運営最大手の株式会社コングレに入社しました。参加者1万名を超える大型医学会(コンベンション)の企画運営、プロジェクトマネージャーとしてさまざまなプロジェクトを担当しました。医学会というとイメージがつきにくいかもしれませんが、研究者が最新の研究成果を発表し、研究テーマを見つけ、専門家同士が交流する場です。そんな場をつくることで、数多くの研究者が世に出る姿を見てきました。10年以上にわたった同社在籍期間の後半は、広報の責任者として、社内外とのコミュニケーションを担いました。2020年に独立し、編集とプロジェクトマネジメントの経験を活かして、企業の成長支援に取り組んできました。2024年5月、Your Verseに参画し、新たなチャレンジを始めています。
私は「すべての人はマイノリティである」と考えています。人種や性的指向などの属性を使ってマイノリティを語ることが一般的ですが、例えば「他の人が気づかない点に気づきやすい」「ある種の仕事を他の人よりも上手にこなすことができる」など、他にも様々な切り取り方があると思います。どんな人も、その個性のかけ合わせによって、オリジナルで替えの効かない存在となる、つまり、すべての人が本来的にはマイノリティであるといえるのではないでしょうか。この考え方は、自身が性的少数者であることからきており、私の仕事の根幹にある視点と深く関わっています。マイノリティであることは決して弱みではなく、むしろその人らしさを形作る大切な要素です。
企業にも、人と同じように固有の物語があります。その物語を丁寧に紐解き、経営の中心に据えることで、企業の可能性が大きく飛躍すると考えています。Your Verseでは、そうした個性を最大限に活かした企業および個人の成長支援を担っていきます。
◆提供出来ること
・BtoB企業の広報
・コーポレートブランディング
・オウンドメディアの企画・運営
・ファシリテーション
◆私を示す5つのキーワード
本
幅広い分野の本を雑食的に読んでいます。主には知的好奇心を満たすためですが、悩んだ時、苦しい時も本に助けられてきました。本好きな方と、読んだ本について語る時間も大好きです。マイノリティこそ可能性
新たな挑戦は必然的にマイノリティから始まります。既にメジャーとなったものは革新性を失っているからです。私は、そうしたマイノリティを応援し続けたいと考えています。尊敬している人:川久保玲
人生で最も尊敬しているのは、コム・デ・ギャルソンのデザイナーであり経営者である川久保玲さん。これまでの常識に囚われず、まったく新しい視点から美しいものを生み出し続ける仕事ぶりに憧れ続けています。移動
これまで、移動の多い人生でした。引っ越しは10回以上、住んだ街は東京、横浜、大阪、京都、奈良、福岡。住む環境を変えることで、種類の異なる刺激の中に身を置き続けたいと考えています。面白い人生
自分が持っている資源を使って、最も面白い人生を送りたい。40代後半になって、こんなことを思うようになりました。