精神科病院のお話
こんにちは!
ゆらです。
今回は前回に続き、病院の話です。
自己紹介がてら書いた前回の話はこちら↓
まず以前通っていた精神科病院に受診できなくなった話からしていこうと思います。
この病院はTHE精神科病院という感じで、人里離れた小高い丘の上にほつんとある病院だった。(閉鎖病棟という映画に出てきた病院にそっくりだった)
院内も暗い雰囲気で外来で通っていた2か月間で他の患者と会ったことがない。
外来で来る人は少ないらしく、ほとんどが他のクリニックからの紹介で入院しに来る感じの病院らしい。
先生はいつも病棟にいるらしく、外来に行くと今先生を呼びますねと受付の人に言われてしばらくすると先生が下りてきてくれる仕組みだった。
話が逸れてしまいましたが、なぜ受診できなくなったのかを話したいと思う。
その頃私は、OD(オーバードーズ)をしていた。(ODとは薬の過剰摂取のことで、薬の1日の最大量を超えて飲むことを意味する)
私は週に1回の通院だったため、7日分の薬を処方されることになる。
最初の頃は貰ってきた日に3日分飲んで2,3日空けて残り4日分すべて飲むような状態になっていた。(ちゃんと服薬していないので症状が良くなるはずもなく、通院の度に薬の処方が変わることもあった)
次第に処方してもらった薬を一度に飲むようになり、週に1回の通院では足りなくなり、週に2回通院するようになった。(先生にはODしている事は伝えていた)
週に2回の通院をするようになり、先生からこれ以上ODするともう薬は処方できないと言われてしまった。
しかしODを止められず、ちょうどこの病院に通院して2か月くらい経った頃に処方されなくなり、うちではこれ以上診れないと言われてしまったのだ。
以上のことから転院することになってしまった。
病院探しをすること1か月強経ってやっと次の病院が見つかった。
紹介状がなかったため今までの症状やこれまでの病院の通院歴や以前の病院での出来事を紙に書いて持って行った。
次の病院は家から車で40分くらいかかるところにあったが、病院の雰囲気も先生の感じもよくそこに決めた。
中でも一番の決め手は以前の病院での出来事を知って、薬を処方しなくなるのはわからないでもないが、診察をしなくなるのはあり得ないと怒ってくれたので、この先生は信用できる医者なのではないかと思ったのが決め手になった。
最初は最低限の薬しか処方してもらえなかったが、次第に症状に合わせていろいろな薬を処方してくれるようになった。(ODはまだ止められていなかったため、飲みすぎや飲み間違え防止で薬の一包化はされていた)
薬についても私に飲んだ感想などを聞いてくれて、合わないと判断するとすぐに違う薬に変更してくれたり、私が調べてこの薬を飲んでみたいと言うとそれを処方してくれたりしていた。(もちろんその薬は合わないと思うと言われて処方されないことやこの薬は定期的に採血して血液検査をしないといけなくなるなど言われることはあった)
この病院の先生は親身になっていろいろと相談に乗ってくれたり、どうすればODを止められるかなどを一緒に考えてくれるすごく良い先生だった。
それに初めて自立支援医療について教えてくれ、診断書もすぐに書いてくれて医療費も安く済むようになった。
その後他県に引っ越すことになり、この病院には10か月くらい通って転院した。(その後3か所の病院にお世話になることになるが、今でもこの病院の先生が一番良かったと思っている)
長くなりそうなので今日はこの辺で。
後日続きを書こうと思います。
最後まで読んでくだりありがとうございました。