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⑥痴漢や体罰を楽しむ者が、磁石や電磁波に執着する理由。

結論です。
セクハラ野郎やパワハラ野郎は、暴力を働いて人に避けられると、距離を置かれているということは尊敬されているのだなと確信し、ますます強気になります。どこへ行っても周りの誰もから距離を置かれるようになると、自分を特別と確信し、大抵はスピリチュアルでカルトな健康食品や宗教にハマります。

わけのわからない理屈ではありません。ちょっと少しだけ話を聞いてください。思い出してください。あなたの会社や学校でも十分にありうる話なのです。では、何故そう思うのか。以下、体験談を語ります。

ところで、私はもうイラストが描けません。

親から無価値なイラスト無価値なイラストと言われすぎて、他人の手書きに憧れて自分の手書きに嫌悪感が出て、手で描くべきなのに手を捨てたくなりAIイラストを目指し始めてしまったからです。

これは、親からブスな顔ブスな顔と言われすぎて、他人のメイクに憧れて自分のメイクに嫌悪感が出て、顔に描くべきなのに顔を捨てたくなり整形にハマる人の思考に近いのかもしれません。

コンプレックスが私を正反対の方向へと、自傷へと走らせたのです。

私はイラストや顔だけでなくさまざまなものを両親から否定されてきました。

父からは「俺は天皇家の血筋だから将軍だから闇の政府だぞ!だからお前は無駄!全部お前は無駄!何をしても無駄!お前がこれから会う人もすべて無駄無価値!絵を描くとか部落だろ!朝鮮人だろ!犬か!お前は犬か!悲しいよ!何かを作る奴は犬なんだよ!無駄!金を稼ぐなら奪え!盗れ!何かを作るな!誰かから奪って誰かに売れ!何かを作るな!無駄だから!無価値!何もすんな無駄だから!全部捨てろ!無価値!お父さんは絵も描けるし歌手にもなれるし社長にもなれるが、なろうとしてないだけ!絵を描くな!パソコン使うな!勉強するな!ボクはボクは俺はボクは社長は俺が俺なんだじょオオオッ!無価値!謝れ!無価値な人間が!……え?お前バカか!!!お父さんは無価値って言ってないよ?お前はそう言われたと思ったんだ。そう感じたんだ。へーそうなんだ。お前は勝手にそう思ったんだ。いつの何時何分何秒?誰も言ってないのにそう感じたんだ。誰が無価値なんて言ったんだよ。嘘ついてんじゃねえ!誰が無価値って言ったんだよ!妄想だよな。気持ち悪い。見えないことが、見えるってことは、見えているってことなんだ。あ!分かった!言われていないのに、言われたと思い込めるのはくだらない妄想だから、くだらないお前ならくだらない妄想を作り出せるよな。感動した!お父さん感動した!無駄なお前でも、無駄なものを作り出すってことは、無駄じゃないかもしれないってことだ!感動した!お父さんは感動した!じゃあ、行くぜッ!絶対勝つぜ!この戦い、負けない!勝つ!勝つんだ!俺たちの戦いのいくさのたたかいのたたかいのたたかいをッーーー!いっくぜーーーッ!ヴォンチャアアアアア!ヴァッ!ヴァッ!ヴァッ!ヴァッ!ヴァッ!ワアアアアアアッ!ワアアアアアアッ!ワアアアアアアッ!ほらお前も叫べ!叫べよ!いちにーのー、だから叫べ!お前も叫ぶんだよ!叫べっての。はいいちにーのー、叫べって。なんだ恥ずかしいのか?そんな時もある。飛び越えなきゃ。はいいちにーのー、ワアアアアアアッ!ワアアアアアアアアアアアアッ!ワアアアアアアアアアアアアッ!ワアアアアアアアアアアアアッ!ワアアアアアアアアアアアアッ!スッキリしただろ?これでお……………………お前今なんで『わああ』って叫んだの?何なの?すべて無価値なんだよ!死んでくれ。もう頼むから死んでくれ!…………タバコちょーーーおだい?……あ、喉乾いた」と罵倒されます。長すぎる罵倒です。本当に疲れます。

それを聞いた母は「無価値だけど生きてて楽しいならまあ生きててもいんじゃない」と笑います。

今この瞬間に言われたわけではないし、一字一句セリフがあっているわけではないですが、このように毎日毎日過去に言われていた悲しみが、今の私を引き留めています。

「何年何月何日何時何分何秒」とか「『無価値だ』とは言ってない。正確には『無価値なんだ』と言ったからお父さんは悪くない。お前の妄想だ」とかいいだす父と、「本当に無価値なんだからもういいじゃない」と最初から最後まで私を突き放してきた母が許せないのです。

私は、私が何かをしている時に親から見守られてこなかったから悲しみ、苦しんでいます。

ある日、私は両親に「私は本当にあなたたちを心の底から憎んでいる」と伝えました。すると父は

「俺は感謝されるべきだし、恨まれる筋合いはないし、お前は笑顔の時もあったからそんなわけはない。俺を避けていたということは、俺を尊敬してたってことだろう。良い話だ。スマイル、スマイル、はっぴい!こちょこちょこちょこちょ!ほら笑った。笑うってことは、ほら、こちょこちょ、お前は俺を恨んでいないはずだ、だろ?こちょこちょこ、こちょこ」と、澄んだ眼差しで私をくすぐりながら答えました。

セクハラ野郎やパワハラ野郎は、暴力を働いて人に避けられると、距離を置かれているということは尊敬されているのだなと確信し、ますます強気になります。

父はこう続けました。

「尊敬の気持ちがないのか。じゃあ、頭の毒を抜くパワー・エキスと、体の毒を抜く特別な籾殻をあげよう。バリヤー・シールもあげる。いいから飲め。そして拝め」

どこへ行っても周りの誰もから距離を置かれるようになると、自分を特別と確信し、大抵はスピリチュアルでカルトな健康食品や宗教にハマります。

もちろん、父も、そうでした。

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