心の解像度
自分は凄くビビりで
心が弱い。
幼少の頃から
体調が少しでも悪いと
死にたくないよ〜!!と
お騒ぎして泣き喚き
親や祖母を困らせた。
それは大人になった今も
実はあまり変わらない。
ただ、死を身近に感じている時の方が
世界が、日常が尊く美しい。
心の解像度が上がる感覚がある。
しかし不思議な事に心の解像度が上がると
自分が撮った写真の解像度は下げたくなる。
写り過ぎる事で失われるナニカ。
キレイに世界を切り取りたいわけではない
生きているんだ!って命を感じたい。
アシハラノナカツクニという黒い箱を抱えて。