Arduino NANO(互換機)を入手
Arduinoは、UNOからはじめて、MEGAも追加、この度はNANOも買ってみました(但し全部互換機ですが)。今回の購入先は良興さんです。(なお、店に行って購入したのは、台湾でコロナの市中感染が広がって警戒レベルが上がり、ステイホームが呼び掛けられる以前の5月上旬段階です。)
良興さんが290NTD(台湾元)、いつもの今華さんでは
350NTDだったので安い方に
UNOと比較
ちっちゃいですね。そのままブレッドボードに刺せるのは魅力です。
試しに何作りますかね?まずLCDつないでみますか。だいぶ前になったのですっかり忘れていましたけど
なんでも、この辺の記事
を見ると、NANOの場合も、UNOと同じで、I2C接続の場合、SDA=A4 SCL=A5で良いようです。
そのようにつないでスケッチ書き込もうとしたら
avrdude: ser_open(): can't open device
とか出て認識してくれていない。ボード情報を取得しようにも
「ボード情報を取得するにはボードを選択してください」とか出て、認識されていないようです。
スイッチサイエンス社さんのページにNanoの説明があるので
まずこのとおりにチェックしてみます。
・Arduino AVR Coreが1.6.21以降であることの確認。⇒1.8.3なのでOK
>Arduino NanoはUSBシリアル変換にFTDI社FT232RLを使用しています。お使いのPCにドライバがインストールされていない場合は、Virtual COM port (VCP) ドライバをダウンロードしてインストールしてお使いください。
とあるので、
こちらからダウンロード(2021-05-18版、64bitWindows用2.12.36.1)
ZIP圧縮ファイルを展開して、ftdiport.inf というのと ftdibus.inf の両方を右クリックでインストールしました。
で、PC再起動・・・ダメです。認識しません。
どうも、付属のUSBケーブルが怪しいんじゃないかという気がしてきたのですが、同じタイプのUSBケーブル(USBミニ)を探し出して繋ぎ変えてもダメ。目下台湾はコロナの拡大中のためレベル3の警戒宣言が出ていることもあり、今までのように気楽に光華商場(電気街)に行くこともできません。あきらめかけていた時に目に留まったのは、この製品が入っていたパッケージのラベル
説明書をダウンロードするURLが書いてあるのに、ほとんど捨てるところだった。で、行ってみました。rarの圧縮ファイルでしたが、解凍すると説明書だけじゃなくCH341SER.INF というデバイスドライバも同梱されていました。どうやらこの互換機の場合はこれを入れないとダメみたいですね。
インストールしたところ、無事に認識するようになりました。あくまでも互換機で、「純正品と違うところがあるかもしれない」というのを意識しておかないといけませんね。
さて、今度こそ、と簡単なスケッチ
#include <LiquidCrystal_I2C.h>
LiquidCrystal_I2C lcd(0x27,16,2);//アドレス0x3Fの場合もある。
void setup() {
lcd.init();
lcd.backlight();
lcd.setCursor(0, 0);
lcd.print("Hello World!");
}
void loop() {
}
を書き込もうとしましたが、書き込みが進まずしばらくたってエラーになってしまいました。
あー、そうだそうだ、もう一つ直すところがありましたね。
これこれ、Old Bootloaderの方に切り替えないといけないのでした。(上の図はOld Bootloaderへ切り替えた後の表示)
こんどこそ、できました。