「總統農曆春節談話」で台湾華語練習(2)
世の中に溢れる「テキスト」をどうやって語学学習の教材にするか。AIが使えるようになって、やり方が大激変。
前回「總統農曆春節談話」をAIに書き起こしてもらうテストをしました。
まあ、「談話」は台湾総統府のサイトに公式テキストが出ていたので、改めての書き起こしは必要なかったわけですけど、かなり正確に書き起こせていましたね。
今回は、単語抽出、日本語訳、注音・ピンイン符号の添付をやってもらおうと思います。
プロンプト>
あなたは、日本語と台湾華語(繁体字中国語)のバイリンガルで、日本語ネイティブの学生に台湾華語を教える能力に優れています。
複数の学生が、今年の台湾の頼清徳総統の「總統農曆春節談話」で生詞(単語)の練習をしたいと要望してきました。
あなたの受け持つ学生は、初級、中級、上級のレベルの学生がいます。各レベルに合わせて、それぞれ覚えるべき生詞をピックアップしてください。
さらに、発音(ピンインおよび注音の表示)、および簡単な日本語訳(意味)を付記してリスト化したものを出力してください。
学生はその生詞リストを使って効率よく学習を進めることができるでしょう。
なお、「總統農曆春節談話」の全文は以下の通りです
Copilot
Gemini2.0 Flash
注音符号ができるようになっている!
以前は、AIに「注音符号」をリクエストしても、ピンイン符号を表示してしまったり、「注音符号」というものの存在すら知らない様子だったのですが、今やCopilotもGeminiも注音符号をマスターしていますね。
Copilotの抽出は各レベル5個ずつ。「こんなことができますよ」くらいで網羅的ではないようです。
まんべんなく単語を抽出してもらうにはGeminiがいいようです。スプレッドシートにエクスポートしてくれるし。(「日本語学習者向け」じゃないのですけどまあいいや。)
昔、せっせと「単語帳作る作業」に使った自分の時間って、すごくもったいなかったなぁ・・という気がします。
※単語帳作るのに満足して、実際の暗記まで至らなかった内容が結構あったんで(笑)