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中学生に説明するためのC++予習(4)

4.条件分岐(選擇結構)

 この章の内容はif文とswitch-case文、そして条件式で使う論理型。特に引っかかることは無さそう。教科書にはmax=(a>b)?a:b; というような条件演算子も出てくるけど、これも2周目以降に学べばいいことで中一の初学者には見せなくていい気がする。
 ちょっと迷うかも、と思ったのは論理型をcoutで出力すると1,0の数字で表示されることくらいかな。

#include <iostream>
using namespace std;
int main()
{
    cout<<true<<endl;
    cout<<(100<1000)<<endl;    
    cout<<false<<endl;
    cout<<(100<1)<<endl;      
    return 0;
}

結果

1
1
0
0

あと、演習問題を眺めていて「なるほど、こういう風に引っ掛け問題を作るのか」と思いました。「結果はどう表示されますか?」みたいな出題。(教科書そのままじゃなくて書き換えています)

#include <iostream>
using namespace std;
int main()
{
    int score;
    score = 70;
    if(score >= 60)
      cout<<"pass"<<endl;
    cout<<"fail"<<endl;
    return 0;
}

結果

pass
fail

もうひとつこれも一度やっておかないと迷うかも?

#include <iostream>
using namespace std;
int main()
{
    cout << !(-5) << endl;
    cout << !(-1) << endl;
    cout << !(0) << endl;
    cout << !(1) << endl;
    cout << !(5) << endl;

    return 0;
}

結果

0
0
1
0
0

0以外はtrue

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