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フランスはアートの国*その5- Amazing art scene in France*vol. 5

*クロード・モネの邸宅と庭園*

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ジヴェルニーのモネの庭を訪れたのは4月末。
そこは、モネが好きなものだけを集めた、
おとぎ話に出てきそうな場所でした。

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あの素晴らしい連作を産んだ睡蓮が浮かぶ池は、
地元の反対を押し切って
セーヌ川を引いて人工的に作ったそうだけれど、
そのエピソードからしても、一見、
自然のままにしてあるようで、
実はモネ自ら作り上げた理想郷であり、
芸術作品であることがわかります。
晩年まで描き続けた睡蓮。
朝、昼、夕、同じ場所で、理想の睡蓮を描き続けたからこそ、目が殆ど見えなくなってもなお、
描くことができたのでしょう。

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ジャポニズムに惹かれて造った太鼓橋、
これも実際見ると、日本風であるとは
とても言い難いのだけれど、
浮世絵から知った遠い東洋の国に思いを馳せ、
彼が理想とした風景に欠かせなかったのだなぁ、
と思ってから、また彼の絵を見ると、
感慨がひとしおです。
これは日本人であるからこその特別な思いで、
きっと、モネと日本人にしかわからないもの。
アトリエ兼、邸宅の中には多くの浮世絵が飾ってありました。

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思っていた以上に広く見飽きることはないし、
モネの写真展示やミュージアムショップもあり、
ゆっくり訪れることをお勧めします
(団体がいない時間帯が理想的)。
睡蓮の池の傍には柳があり、ツツジも咲く。
初めてだけど、日本人にとって何だか懐かしい、そんな場所です。
(足まで羽だらけの鶏達にびっくりしたけど)
友人曰く、季節が違えば咲く花々も違うそう。
周辺も静かで美しくお散歩しても素敵なので、
いつかまた訪れたいと強く願いつつ。

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春は既に日が長いから時間感覚が変になるけど(日没は夜21時位)、
モネの家に入る前に横のレストランで夕食。
ここで食べたタルトタタンは、まさに世界最強!
美味しさに感動して「あ、モネのこと忘れてた」と思わず言ったら、友人が爆笑。彼女にとって、この旅で一番忘れられないことだって。
まあ、「モネの庭!」って、私、旅の前からずっとはしゃいでましたから。

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*NOTE*

公式サイト
    http://fondation-monet.com/en/
 THE CLAUDE MONET FOUNDATION
 84 rue Claude Monet, 27620 Giverny
 *事前のOnline Booking可能なようです
 *日本語ページもありますが、あまり情報なし
 *少し離れたところに大きなパーキングがあり
    *現在の開館時間:9:30 am - 6:00 pm,
       4/1~11/1, 2020 
       最終入館時刻:  5:30 pm.
▶︎クロード・モネ


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