地方くん

地方生まれ 地方公立小中高→Fラン私文→地方国立大経済学部→無職

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最近の記事

若者よ、田舎に住むな

 無職で20代半ばの私は一カ月半の旅行を終え、つい数日前地元に戻った。するとあることに気付く、街に活気がない。寂れた商店街、シャッターだらけの駅前、見かけない若者たち。松屋すらないこの街に希望などあるわけがない。公務員と経営者と地主以外の全員が薄給なのだから当たり前に顔が暗い人が多い、東京で見かけたようなシャキッとしたサラリーマンなど存在しないのだ。退屈な街で死を待つだけの日々を過ごす人々。私はそんな退屈な街に帰ってきてしまったのだ。  ここまでこき下ろしたのには一つ理由があ

    • 白州蒸留所に行ってみた

       9月上旬、僕は友人達と白州蒸留所に向かった。山梨の最果てに位置する白州蒸留所に向かいながら、僕は静かに心が高ぶるのを感じていた。先月宮城峡蒸溜所に行ったということもあり、決して蒸留所に足を踏み入れるのが初めてというわけではない。しかし、宮城峡はニッカで、白州はサントリーだ。会社が違えば蒸溜所としても見せたいテーマが違ってくるに違いない。そんなことを考えながら、僕は友人の運転する車に揺られ白州蒸留所に着いたのだった。  着いてすぐに感じたのは施設の丁寧さだ。比較対象が宮城峡蒸

      • 宮城峡蒸溜所に行ってきた

         仙台に泊まったので、愛するニッカの蒸溜所の一つ、宮城峡蒸溜所に行ってみることにした。本noteでは宮城峡蒸溜所でどんな体験ができるのかを紹介していく。  仙台駅から作並駅に向かい、作並駅から徒歩20分。宮城峡蒸溜所が見えてくる…のだが、そこから10分ほどさらに歩いた。実は徒歩20分と作並駅の掲示板には書かれているのだが、蒸溜所の敷地内に入ってから入り口までが結構遠いのだ。しかし、すでにレンガ造りの蒸溜所が見えてくるため、テンションが上がった私の足取りは軽いものであった。

        • 恋愛観を語る

           カフェでのんびりしていたら、近くの席で女性たちが恋愛話をしていた。それに影響されて、今回は自分の恋愛観を語ってみようと思う。  自分が彼女に求めるものは、自分にないものを持っているということだ。僕はそこそこの社会不適合者で、できないことがとことんできない。掃除、早起き、労働。このあたりが特にできない。そのため、これらを普通にこなせる人が彼女であって欲しいと思う。そして可能なら精神的に自立している人であると嬉しい。具体的に言えば、人生とは無数の分岐の中から自分が選んだルート

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          高校生の頃のインターネットでの思い出

           ふと思い出して、昔所属していたコミュニティの方のYouTubeチャンネルを見た。その方はもう活動しておらず、載っていたXのアカウントに飛んでもほとんど更新されていなかったため、恐らくリアルが充実してきてあまりネットの世界に触れなくなったのかなと思う。一方で今も現役のYouTuberとして専業で生活しているような方もいて、順調そうで良かったと心から思った。  私は高校2年から大学2年くらいまではゆっくり実況というジャンルのYouTuberをやっていた。当時好きだったゆっくり

          高校生の頃のインターネットでの思い出

          ホテル暮らし11日でかなり飽きた

           タイトルの通りだ、もうホテル暮らしが面白くない。  何が面白くないのかと言えば、自分の住んでいる家ほど快適に過ごせないという点だ。清掃の時間は部屋にいられない、そのためその日だけは絶対に早起きしなければならない。私は早起きが苦手だからこれが結構苦痛だった。そして声のボリュームを気にしなければならない。私は英語の発音練習を毎日していたのだが、かなりやりづらくなってしまった。(隣人に外国人が住んでいると思わせれば解決できるかもしれない。)  次に、自炊できないという点。私は元々

          ホテル暮らし11日でかなり飽きた

          実用的なイキ告戦略

           先日、SNSでイキ告という単語を見かけた。下ネタだと思ったらそういうわけでもないらしく、いきなり告白という意味合いらしい。人との付き合い方を分かってないとそういう発想に至るよなと思いつつ、これを実用的な戦略に落とし込むことはできないだろうか、と考えた。本noteではシチュエーションを限定して実用的なイキ告戦略の構築を目指す。  まず、いきなり告白されて1%でも成功する場面はどのような物だろうか。筆者の頭で思いつくのは ・女性が誰でもいいから彼氏を欲しいと思っている場合

          実用的なイキ告戦略

          LUSHパワーマスクを買わなかった話

           最近アンチエイジングを意識している。ということで毛穴汚れ解決のために、前々から気になっていたLUSHに行き、パワーマスクなるものを体験してみた。なるほど、質は良さそうだ。洗い流すときは気持ちいいし、肌にも優しそうだ。そんなことを思い、商品をレジに持っていこうとしたときだった。 『動物実験反対!』  この文字がでかでかとレジ前のタブレットに表示されていたのだった。そしてよく見るとレジ裏には長々と動物実験反対の意思を連ねたポエムが飾られている。いつの間にか僕は宗教に入信する

          LUSHパワーマスクを買わなかった話

          ELSA Speak 一週間経過

           発音は少しだけ上達した気がする。とはいえ本当に少し。むしろ何回も出ているのにいまだに全く発音できない単語にイライラする日々を過ごしている。thが発音できない。とにかくtheを発音するときに減点されている。  まあまだ一週間、一年もやるのだから短期的にイライラしないように練習していきたいものだ。

          ELSA Speak 一週間経過

          僕と執筆

           昔から文章を書くのは好きだった。高校生の頃くらいから少しずつ小説を書くようになった。今見返すと恥ずかしくなるような出来で、とても世に出せるものではないが、アイデアに関しては今よりも素晴らしい物だと感じている。昔より整った文章を書けるようにはなったが、あの頃のような勢いは失ってしまった。  僕が執筆をしていたモチベーションは世の中に対する不満解消のためであった。学生の頃の僕は人間とはとても愚かな生き物だと思っていた。ニュースを見て、なぜ人間はこんなに意味の分からないことをす

          結局酒を飲むタイミングがない

           僕は今年に入るまで酒をほとんど飲まない人間だった。とある友人から高級なウイスキーを飲ませてもらってからはそこそこの頻度でウイスキーを飲むようになったが、最近はまた飲まない日々を過ごしている。別にウイスキーを嫌いになったわけではなく、シンプルに寝る寸前まで頭を使っているため酒を飲むタイミングがない。基本的に僕はこのような執筆だったり何かしらの勉強をしているので、わりと眠気に襲われるギリギリまで作業をしていることが多い。その時点で既に夜が更けているため、そこから飲むと朝になって

          結局酒を飲むタイミングがない

          デュアルモニターのすすめ

           大学生の頃、突然PCが真っ赤な画面を叩き出し、突如として僕の快適なデスクトップPCライフは終わりを迎えた。そこまで金がなかった大学時代、それまではPCゲーを一生懸命にやっていて一時期は大会に参加するほどであった僕だが、それを機にぱったりとPCゲームをやめた。というのも、動画編集のための環境や、画像編集のための環境、その他諸々の数年かけて作った自分好みの環境が一瞬にして泡になって消えてしまったため、全てのやる気をなくしてしまったのだ。しかし、レポートやパワーポイントを作るため

          デュアルモニターのすすめ

          ELSA Speakを始めました

           来年から海外に頻繁に行くことになりそうなのでELSASpeakという英語発音矯正アプリの1年プランを購入しました。いつかはやろうと思っていたところでたまたま1年プランが半額セールをやっているという情報を目にし、今しかないと思い始めてみた感じです。  このアプリを知ったきっかけは私が尊敬しているとある東大卒のお医者様のポストでした。そこでは彼女がELSASpeakを3か月ほどやったところ、自分の口からネイティブのような発音の英語が出る事に感動したと書かれていました。  このn

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          幸福である自分を見てもらいたがる不幸せな人たち

           インスタなんかのために日常を削り取るな、ビーリアルなんて言って本当は普段やらないようなものをリアルとか言い張るな。  世の中にはくだらないものが多い。僕が一番くだらないとおもうのが上記のものを愛する人間たちだ。彼らは人から幸せだと思ってもらわないと幸せになれない。  なんてくだらないことだろうか。幸せというのは自分の内側にあり、人から簡単に褒めてもらえる外側にあるものではない。自分の中でどうしても譲れない信念を守り抜いたとき人は幸福になる。決して綺麗に作り上げた虚像を人に

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          自分らしくあることを誇れ

           人にはあまり理解されない人生を生きてきた、もちろん今も変わらず人にはあまり理解されない。最近はそのせいか人生の進め方が変わってしまい、お互い受け入れられなくなってしまった友人と縁を切った。こういうときに躊躇するタイプではないのでささっとやることをやったが、それでも少し不完全燃焼な気持ちが残った。  僕は昔から人とずれていた。人並み合わせて生きることはできなかった。今ではそれも自分の特性、だから得できる場面もあるのだと前向きにとらえているが、昔からそうだったわけじゃない。人と

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          人生は交わらない

           年を取ると、友人たちと会う機会が減る。別に仲が悪いわけではない、久々に会えば朝がくるまで飲んでしまうし、今でも気軽に旅行するくらいには仲が良い。それでも学生時代と同じリズムでは会えない。会社員の友人は土日以外は休めないし、個人事業主の友人は曜日関係なく働いているし、無職の僕ですら海外での挑戦のために専門分野と英語を勉強する日々を過ごしている。僕は20代中盤だが、このくらいの年齢になると皆暇ではなくなる。それは仕事のせいだけではなく、結婚を想定した恋人との付き合い方も関係して

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