第9回〔話す〕上海・台湾旅行で見つけた『小さな出版』と『本』のことを話そう
2024年最初の研究報告会は、年末年始にそれぞれが旅行先で見つけた小さな出版と本について話しました。
は:おのさんは、年始に台湾に行かれていましたよね。今回はどんな旅程だったんですか?
お:1月2日から6日まで家族で台北に行きました。1日だけ日帰りで台中にも行きましたよ。
台北では国立中正紀念堂に行ったんですが、たまたまそこで『奇幻動物森林 樋口裕子展』も開催されていて、とても見応えがありました。
は:ヒグチユウコさんの作品は台湾でも人気なんですね。
愛玉子も美味しそう~!
おのさんは以前からよく台湾に行かれていたそうですが、今回は久しぶりだったんですよね。
私も去年台北に行きましたが、久しぶりの旅行だと荷づくりとか、準備するものを思い出すのは大変じゃなかったですか?
お:そうそう。「あれ、いつも何を持って行ってたっけ⁉」となりますよね。久びさの台北だったので、書店やカフェも事前にチェックしていたんですが、すべて行けなかったのが心残りです……。
は:わかります!私もあそこに行っておくべきだったな……という心残りがありましたが、次の旅行の楽しみにとっておこうと思いなおしています。
お:はださんは年末から年始にかけて、上海に行かれてましたね。お互いに現地から写真を送って報告し合いましたよね。
は:私は、12月28日から1月5日まで、中国の上海市と南京市に行ってきました。今は観光用のビザが必要なんですが、がんばって取得しました!
お:南京市は上海市からどのくらいの時間で行けるの?
は:今回は特に急ぎの予定もなかったので『緑皮車(リューピーチャー)』といわれる普通列車で行ったんですが、呼和浩特(フフホト)行の寝台列車で約3時間くらいでした。
お:へえー、じゃあ大阪から名古屋に行くくらいの感覚かな。
は:そうですね。南京市は初めて訪れたのですが、想像していたよりもずっと都会で驚きました。大学が多いからか、若い人がとても多い街でしたよ。
は:うっかり旅行の思い出話ばかりになってしまいました!!
私もおのさんと同じく、事前に調べて上海や南京の書店やアートブックイベントに行ってきたので、お互いに海外の『小さな出版』や『本』について話しましょう!
次回は
第10回『〔訪れる〕上海で見つけた『小さな出版』~イベント編~』です
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この研究室は大阪市内の印刷会社で働く二人が中心となり運営しています。「こんな製本できますか?」「この色と組み合わせる紙は何がいいですか?」など、少しこだわりのある本や冊子づくりを考えている方のサポート(時には一緒に考えます)をいたします。
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