これからの「仕事は自分でつくるもの」考
たしか昨日、どなただったかツイッターで発言していた「仕事はつくるもの」的なのが我が意を得ており、いまリツイートしいのに探し出せなくて困った。
(見つけ出したら貼り付けたいと思ってる。アート的思考文脈のどなたかのはずなんだけど...見つからない涙)
ずっと言われてきていることだし、自分も仕事をするようになってその言葉が当然だと思って15年以上やってきたけれど、いま本当の意味が変わってきてるのが顕著になってきたということ。
「仕事はつくって、カネにする」までが仕事
自分で考えて自分で作り世の中に出していくことで、直接的な収入につなげることができる画期的なyou tubeなどのサービスのおかげで、お金の稼ぎ方がガラリと変わった。それに関してはこちらのnoteも同じように課金システムを導入している。素人でもお店を持てるように各種の無料ショッピング用サイトがあるし、インスタグラムで宣伝した上に紐づけて売ることもできる。個人的な売買もメルカリを始め多くのサービスで可能になり、個人レベルであれば直接的な宅配サービスもインスタのDMを通して簡単に行うことができる。
自分の戦力を商品化すれば、すぐに金銭につなげることができる。基本条件さえクリアすればほぼ誰でも平等に土俵が用意されている。会社でがんばって仕事を見つけて、システムの向上や部下の教育をすることと全然違う。「仕事は作るもの」の意味そのものが変わってきたということ。
アーティストがアートを制作して販売するように、芸人がネタを作って発表するように。個人も作品を創造していくことが、これからの働き方のスタンダードのひとつに加わるということだ。
自分の商品価値と世の中のニーズ、社会的役割
だからいま、自分の強みを形にできる力が本当に大切だ。それには、セルフブランディングの力が重要になってくる。自分をどのように商品化するのか。売り物になるサービス、選ばれる強みはなんなのか。どんな需要に向けて行うのか、継続して行うことが可能なのか、さらに、自分の商品が与える社会的影響、ひいてはその活動によってどのような未来を作りたいのか。
従来の作り物のような嘘っぽいセルフブランディングは通用しない現代。相手に好かれようと思って作ってないけど好かれる素養があることも需要を生む重要な要因だ。それにはやはり、大義が非常に重要になってくるんだと思う。
アフターコロナ・ウィズコロナの時代。youtuberが激増したり新しい宅配サービスを始めたり、自分を売り出す時代に入ったことは明白だ。
大義を人は求めてる
世の中のために自分ができること。人を楽しませたい、ワクワクさせたい、喜ばせたい、助けになりたい、そういった大義を持って動くとそのココロが見る人を動かす。幸せや楽しみが拡がる一翼となり、その環が世の中を楽しく、美しくさせていく。そんな大義を、志を、人は求めているし、そうあるべきだという風潮をここそこから感じる。
以前、はじめましてのnoteで、自分の働き方についてこのままじゃいけないって思ってる、自分からが造り手に・アーティストにならなければ、というようなことをぼんやりと書いた。読み返すとぼんやりしすぎてて恥ずかしくて殴り消したくなったのだけれど、その時に感じていたこと、いいたかったことはこの流れなんだなという答え合わせができた感じがした。それはそれで可愛らしいもんだと一笑できたら上等だ。しかし当時、ここまで読み解く力があれば、もっと飛躍できる素質があったのかも。まぁ、そこはご愛嬌。