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朝 ~遠距離のスキマ

インターネットもスマホもなかった時代の遠距離恋愛は、今ではたぶん想像もつかない世界かもしれません。

月に一度会える日を心待ちにして、その間は手紙を書いたり、時々電話をしたり、そうしてお互いの心をつなぎとめているわけですが、

お互いに何でも話そうね

と約束しても、離れた場所でお互いの時間の中で起こるいろいろな出来事に対して、恋人ではない身近な誰かに頼るような場面はいくらでも出てくるわけであり、そういうところから少しずつ「遠距離のスキマ」が生じてきてしまいます。

そんな時間を重ねていくと、久しぶりに会った時も、話題が少しずれてしまうというか、朝まで一緒にいても、そのスキマを埋めることができなくなって、朝の陽射しのまぶしさが心に刺さったりして、ものすごく切なくなったりします。

今日ご紹介する「朝 ~遠距離のスキマ」という曲は、せつない歌詞を淡々と静かに歌うアレンジで、アコースティックギターにバイオリンのソロを加えてみました。

香織の写真は、白い朝の世界観に静かな笑顔で透明感をイメージし、歌詞の重さを気にせずに流して聴いていただけるよう配慮しました(笑)。

聴いてください。

Music:朝
Singer:加藤香織(yayoiMix_v131)
ボイス:Synthesizer V Studio Pro
Photo:Stable Diffusion

★★★画像生成AIのStableDiffusionで生まれた加藤香織は、大人のしなやかさに幼さを同居させた23歳のAI・Singerです。★★★

『朝 ~遠距離のスキマ』

いつもそうさ君にだけは
何もかも話してきたつもりさ

人に頼ればいつだって
傷つくのは君の方さ

僕と歩く時の君は
重たそうに影を連れて
帰る君の家路さえ
はしゃぐことはなかったね

このまま朝が来れば
本当に君のために
どんな言葉を使えるというの

I don't know how you feel for me

どうしても切り出せないこの言葉

さよならをさりげなく
口にできたら楽だろうね

朝の陽射しがまぶしすぎて
手をかざしたらそこに思い出が見えた

朝目覚めた僕の中を
冷たい風が通りすぎる

愛を探せばいつだって
うまくかわされてしまう

君の笑顔の行く先を
たどればそうさ 突き当り
別に無理して笑うほど
気を使わなくていいのに

どこかで同じように
この朝の陽射しに
愛する人の夢を
託す人がいるだろう

Please tell me what you think of me

どうしても切り出せないこの言葉

さよならをさりげなく
口にできたら楽だろうね

朝の陽射しがまぶしすぎて
手をかざしたらそこに思い出が見えた



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