AI・Shiori タイムトラベラーになって1930年代のパリで遊ぶ
前回、初めてタイムトラベラーになって1930年代のパリに迷い込んだ女性の画像を生成したのですが、顔つきとか化粧とか、そしてファッションとか、そういうもののバランスを取るのが難しかったです。
顔やファッションを現代風にすると周りの景色まで現代風になってしまいます。もちろん背景と人物をレイヤーで重ねて表示する手法もあるのですが、PROMPTだけでその世界観を表現できる方法を探求したいわけです(笑)。
前回は、現代の衣装や顔が1930年代の街に溶け込むように工夫をしたのですが、今回は、帽子や衣装を当時のおしゃれの標準にあわせてPROMPTに入力し、現代の顔つきの詩織がその時代になじむよう、プロンプトに「monochrome, lineart」を入れました。そして、このままではモノクロの画像ばかりになってしまうので、ネガティブプロンプトに「 (greyscale, monochrome:1.1)」を入れて、それを打ち消しています。
結果は、少しノスタルジックな中に、現代の詩織が持つ華やかさや明るさが反映したようです。
下の三枚は構図が同じですが、これは同じSEED値で、EXTRAで0.05ずつ値を微妙に変えて出力した時に出てきたものです。モノクロはエッフェル塔が建っていませんが、カラーにはありますね。
それから、太陽の光がきれいに出るように「lens flare,sunset」を追加し、,「wind,floating hair」で、風に髪が流されるようなそんなイメージにしました。
モノクロの画像もきれいですね
下の二枚は背景がほぼ同じで人物が違いますが、これは同じSEED値で、EXTRAで0.05ずつ値を微妙に変えて出力した時に出てきたものです。
この写真は後ろに異常に顔の大きい女の人がいたので、inpaint機能でそこだけ生成しなおし、うまくいきました。
こちらは、顔がつぶれていたのですが、花束をもってとてもいい写真だったので、顔の部分だけinpaintで修復したらうまくいきました。
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