選択肢が多ければ良い、って簡単な話じゃない。
選択肢って多い方が良いような気がしちゃうし、自由な方が良い気がしちゃうんだけど。
でも、必ずしもそうでもないし、逆に自由度が高すぎると悩みが発生するなーなんてことを最近思っていました。
突然どうした。という話なんだけど。大好きなな手帳についてです。
手帳ってさ、「毎年保険屋さんからもらうコレで充分ですわ」という人もいる。なんなら「すべてスマホだから不要」という夫みたいな人もいる。
一方で、YouTubeで毎週30分近くお喋りしてしまうくらい、こだわりがつよかったり、クリエイティビティの発揮先な人もいる。(私のこと)
悩みすぎて「銀行のロゴが入った手帳で十分派」になりたいなぁとさえ思った6月でした。
今年3月からシステム手帳デビューをした私。
愛用しているほぼ日手帳やトラベラーズノートとは異なり、自由度が高くて、あれこれカスタマイズできるのが楽しい手帳。
こちらの記事でも書いたように、どんなリフィルを足したら楽しいかなと探すのも楽しい。自分で作るのも楽しい。クリエイターさんが作ったのも楽しい。
気付けば色々なフォーマットが手元に集まっていて、10人分の手帳は簡単に作れるんじゃない?というくらい、バリエーション豊かな紙が我が家に。
ここルワンダにいると「この手帳が欲しい!」と思っても、すぐにLOFTに走っていけるワケでもなく。それに対して、システム手帳は海外にいながらでも自由に楽しめる。
と思って楽しんでいたのだけど、ここ最近は「しっくりこない」という問題に直面していました。使ってみても、なんか違う。こっちの方が楽しいかも。なんか違う。
あまりにも迷走しすぎるあまり、趣味で始めたYouTubeの手帳チャンネルは、まったくネタ切れすることなく、毎週配信できてしまうほど。(それはそれでよいのだけど。)
好きな手帳について考えるプロセスも楽しいし、その中で「自分が記録したいこと」が見えてきたり、自分にとって大切なことが分かってきたりもしてるんだけど。でも、なんせ落ち着かない。
手帳が落ち着かず、暮らしをサポートしてくれるツールのはずなのに、暮らしの中の大半が「手帳をどうしようか」で占めてしまうという事態。
と思ったので、いったん離れてみることにした。好きすぎるから、ちょっと離れるというアレ。
いったんシステム手帳はデスク置きにすることに。
で、持ち歩くのは必需品のマンスリーカレンダーとメモ帳のみ!というそぎ落としたスタイルにしてみた。
あら。あらら。
実は、これだけで十分なのではないか。カレンダーは絶対にボックスタイプが必需品で、それさえあれば自分も家族の予定管理はできる。
そして毎朝タスクを書き出したいタイプだから、メモ帳はマスト。そこにTo Do Listを書きつつ、ブログのネタを書き出してみたり、YouTubeのネタを書いてみたり。
「これもあるとよい」「これも足すと楽しい」「これも記録すると良い」
楽しいがゆえに、どんどん増えてしまったいろいろを、一度手放してみたら、ミニマルになった。そして、これで十分だということに気付いてしまった。
もちろんお楽しみの一つとして、システム手帳は使い続けるし、もちろんほぼ日手帳を手放すつもりはないのだけど。
でも、予定管理というのは、あれこれ足さなくて良いのかもしれないし。あんなにも脳みそを使う必要もないのかもしれない。
そんな悩みから解放されたら、またブログ書こうとか、さてnoteにつぶやこう…と、有意義なクリエイティビティが戻ってきた気がする。ホッ。
▼大好きなほぼ日手帳は、迷走することなく半年続きました◎