食への、探求心。
3歳の息子と一緒に、日本に一時帰国中。自分たちの住んでいるルワンダでは見慣れないものだらけで、新しい発見にあふれた毎日にを過ごしている。
そんな中でも、息子が発する、大好きな言葉がある。
これを言える3歳児って、限られていると思うんだ。だからこそ、定期的にこの言葉を聞くたびに、彼のことを誇りに思っている、そんな母ちゃんです。
周りのお友達を見ていると、「見慣れないものは手をつけない」「知らない食べ物は見向きもしない」というタイプがすごく多い。
そんな中で、息子はというと、食への興味が強いからなのか、食べてみたいと積極的に挑戦していく。
「それ、食べてみたい」と納豆を口に入れてみた。ルワンダでも豆はよく食べているから「お豆さーん」と盛り上がったものの、いざ口にいれてみると、むむ。ちょっと違ったよう。
「それ、食べてみたい」とところてんを口に入れてみた。大好きな麺かと思ったら、びっくりの酸味。うむ、これは難しいと、手がとまった。(実は私も)
「それ、食べてみたい」とチクワを口に入れてみた。もぐもぐ。悪くなさそうだ。さらに、指を突っ込んでみるというお楽しみまでついている。お皿にのっていた分、全部平らげたほどお気に召した。
「それ、食べてみたい」と山芋を口に入れてみた。しゃり、しゃり。ちょっと不機嫌そうな顔をしながら、「ちょっと音が大きい食べ物だね」。ネバネバよりも、しゃきしゃき感が気になった様子。
「それ、食べてみたい」と半熟の目玉焼きにフォークをドボン。アフリカで半熟は食べられないから、どうだろうか。ごはんにかけてバクバク進む。こりゃ、卵かけごはんにも挑戦できそうだね。
何か見慣れないものに出会ったときに、そっと見て見ぬふりをするのではなくて、手を出してみようという好奇心ってとっても大切。
そんなことを、食いしん坊を眺めながら改めて感じている今日この頃。
さぁ、今日は何に挑戦してみようかね。
▼食べるのが大好きな息子が「怖い」といったメニュー。