0821ー0827
0821
卒論のことをする日、と決めていたのでタリーズに行く。バニラアフォガートシェイクがおいしかった。
パソコンと文献を行ったり来たりしながら、Spotifyでジブリのプレイリストを聴いていた。『君をのせて』を聴いていると、小学生の頃を思い出した。音楽の授業で歌った曲だからだろうか。低学年の教室や職員室、音楽室がある1階と高学年の教室や図工室、理科室がある2階をつなぐ階段の下には小学生くらいの子どもが3人くらい潜り込めるスペースがあって、そのとき仲の良かった(しょっちゅう誰か1人や2人が仲間はずれになったり特定の人同士で喧嘩があったりと本当に仲が良かったのかは今となっては正直よく分からない。でもその時から今になるまで関係が続いていて、親友と呼べる友人がいることはしあわせなことだと思っている)友達と秘密の話をしていたことを思い出した。
あのときは自分を取り巻く環境や関わりのある同い年の子たち、先生たちが私を作る世界のすべてだと思っていて、その人たちとの関係がひとたび悪くなればもう明日からどうやって生活していけば良いのかというくらいに心細く悲しくなっていた。そんなことがあったからか、というかあったから、なのだけど、私は性格的にさっぱりしていると言われるようになったような気がするし自分でも思っている(人によってはドライだと言われる)。万人に好かれるわけなんて無いのだし、私のことを好いてくれている人たちを大切にして楽しくいようと思うようになった原点を、私は確実に小学生時代に見出すことができると思っている。
0822
一人暮らしをする場所の候補を巡る日。アプリとかインターネットで調べているだけでは考えることもなかった自分の譲れないところを見つけた。私が実際に生活を始める時期から逆算すると、12月から1月にかけて条件を詰めるのが良いらしい。それまでに、何を譲らず何を妥協するか、でもそれでもここに住みたい!という場所はある程度考えておかなければ。
0823
蔵前にある「カキモリ」さんに行ってきた。台紙やデザインを選んで自分だけのノートが作れる。行く予定はそこまでなかったのだけど、せっかく東京まで来ているのだし、と思って。今回は小さなノートを作ったけど、次は大きいサイズのものを誰かと一緒に作りに行きたい。蔵前良いところだった。
0824
会社の研修。帰りは夜行バス、それにしても新宿バスタへ行くための新南改札が分からなすぎた。降りても改札があって上がっても改札があるってどういうこと?初知りが多くてでもそれはそれで楽しいかも。
0825
朝6:45。京都駅着。ただいま関西。朝の7:00にもなっていないのにもう暑い。スーツケースをひいて、身体中の疲労を感じながらなんとか家まで帰る。
洗濯を回して諸々荷解きをして、裏まで干しに行ってマッサージチェアに座ったところで一旦寝落ち。気づいたら16:00だった。雷が鳴っていて、頭が起き切れていない状態で洗濯物を取り込む。今日は仕方ない、こういう日だ、無為に終わりそうな日だけど今日だけは許してあげる。
0826
バイトの日。いつもの土曜日、って感じなのが久しぶりな気がする。
父に「今、『栞と嘘』って本読んでる」と言われて、ん?と思って「それって『栞と嘘の季節』じゃないの?」と聞いてみると「ぇえぇ?」みたいな声を出されていやこっちの台詞なんだわそれは、母は大爆笑。結局、父が読んでいたのは『栞と嘘の季節』でした。いつかに読んだ『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』を思い出した。
0827
昨日寝たのが2:30近いくらいの時間だったから、起きたら10:30を回っていた。仕方ない。来年からはこんな風な生活になると思うと、なんだか複雑な気持ち。早寝早起きが全てではないと思うけれど、そういう生活にはこれからならなくなるのだ。
いそいそと読書ノートを書き進めた。結構早い段階で手が痛くなる。高校生のときはペンだこの皮がめくれてしまうくらいに握っていてもなんとも思わなかったのに。紙に文字を、文章を書くという習慣は、私の中で無くしたくないもののひとつ。