衿と釦

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【自己紹介】自分の言葉で書くということ

書きたくなって戻ってきました。 こんばんは。 「衿と釦」と申します。 私のこと もともと別の名前で、学生時代にいろんなことをここに書いていました。 読んだ本の感想とか、印象的だった出来事とか。 いちばん長く、たくさん書いたのは1週間ごとの日記です。 読み返していたら恥ずかしくなってしまい、粗方、えいやと消してしまいましたが、特に思い入れのあるものと、日記は残すことにしました。 私は今年の4月から社会人になった23歳です。 関西から上京し、一人暮らしをしています。 2

    • 初めての華金

      4/6(金)プラスチックコップやペットボトルを片手に待つ人の間を進み、真ん中より少し左側、奥まったところで止まる。紺のスーツにトレンチコートを羽織った私、周りの人からはどう見られているだろうか。若干暑い。ジャケットも駅のロッカーに預けてきたらよかったな。急いで中に入ってきたおかげで、手元のカルピスウォーターはもう半分以下になっている。呼吸を整えながら、薄暗くぼんやりとした光に包まれたステージを見つめる。 ざわざわとした雰囲気の中で、徐々に気分が高まっていく。 ・ 1日の入

      • 0212-0218

        0212バイト先の塾で、なぜか私に懐いてくれている高1の女の子がいる。振替の英語があって、久しぶりに授業をした。帰るのを惜しそうにしてくれて「さみしい」と何回も言ってくれた。すごいな、私がいなくなることを寂しがってくれる生徒ができるなんて想像もしていなかったな。塾の先生なんて、貴方にとってはある一定の短い期間でしか関わらないのだから忘れ去るくらいにいろんなことを楽しむんだよ。 0213『世界から猫が消えたなら』を読んでいる。もともと、一人暮らし先に持って行かないつもりで最後

        • 0205-0211

          0205家電やカーテンなど、引っ越し先で揃えるものを見に行くなどする。 0206中学時代の先生とごはんを食べた日。めちゃくちゃおしゃれなイタリアンをご馳走になってしまい、恐縮しっぱなしだった。いろんな話をした。先生から見えていた私は「背筋がぴしっと伸びた小柄な女の子」だったらしい。どちらかといえば猫背な私だけど、たしかにその先生の授業は他の授業よりも力(物理的にも精神的にも)が入っていたように思うし、何よりその先生の授業がすきだった。 「命を削るほどの仕事なんて無いよ」と

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        • 学生時代の日記
          70本

        記事

          0129ー0204

          0129『群像』1月号の特集「休むヒント。」をちまちまと読んでいる。いろんな人の「休むこと」に対する考え方に触れることができて面白い。もう3月号が来週出るし、まだ2月号にも手をつけていないけど、ゆっくり確実に読む。 0130東京2日間の初日。両国駅から少し歩いたところにある本屋YATOさんにお邪魔した。控えめに言ってもしあわせ空間すぎて、普段目にしない川柳の句集を買う。実は密かにちまちま川柳をスマホのメモに書きためている。ここに書いている時点でもう密かではないけども。 0

          0122-0128

          0122お昼なにか食べといてね、と出かけて行った母に言われて、さてどうしようかと思い、久しぶりに唐揚げ作るかと思い立った。それなりにうまくいって、我ながら白米が進むなとうれしい。小原晩さんの『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を片手に据えながら食べる。こうして自分の食べたいものを自分で作って食べるって良い。当然、時間やお金は必要になるけれど、一人暮らしをしたらそれを存分にやりたいと思う。 0123バイトの時間までスタバで勉強をして、バイトをして家に帰った日。自分の想定以

          0115ー0121

          0115ずっとやってみたかった「炊飯器で料理をする」をできてうれしい。本当は肉を入れたかったけれど、無い代わりに野菜をたくさん入れたペッパーランチ。明日からの大学に持って行く。 いつも塾で授業をしている高3の女の子が共通テストの結果を報告しに来てくれて(今日は私が担当する授業は無かったのにわざわざ来てくれて)、それがほんとうにうれしかった。過去最高の正答率だったみたいで、それもうれしかった。できることなら成長をどこまでも見届けてあげたいけど、それが叶わないからこそ瞬間の会話

          0108-0114

          0108久しぶりにお弁当のおかずを作る。夜はバイトに行く。 0109群像2月号を買ってうきうき。柔らかいピンクの表紙がかわいい。実は大学に日常的に通うのがあと1週間くらいであることに愕然とする。もう終わるやん、大学生活。 0111朝、いつも乗る電車に乗れず、大学に行くまでに3回も乗り換えをした。学割証を印刷するのは覚えていてそれはクリアして、でも火曜日の授業のレジュメを取りに行こうとしたら保存期間が終わっていて入手できず。あーなんか疲れちゃったなと思って、早めに帰ってきた

          0101-0107

          0101明けた。新年の時期とは思えんくらいのあったかさ。気候の穏やかさ。母の実家でごはんを食べる。従兄弟たちが帰ってきていて、彼らが持ってきていたSwitchを使って妹がスイカゲームを真剣にやっていた(きっちりスイカも作っていた)。 小さなこたつのテーブル上にありとあらゆる電子機器のコードが繫がれていた。私が小さい頃は冬休みの宿題を広げていたかお菓子を広げてテレビをぼーっと親戚みんなで観るみたいな風景が当たり前だっただけに、お正月の風景が様変わりしたなあと思う。私の頃の風景と

          1225-1231

          1225母の実家でお餅を丸めに行く。毎年の恒例行事で、機械でついたお餅を食べられるように丸めるのは小学生くらいからずっとやっている。もうこれできるのも最後かもしれへんなーと母と祖母と話しながら、ころころとお餅を丸めていく。 『私の生活改善運動』を読み終える。 1226バイト4連勤の1日目。本の整理を始める。 1227バイト2日目。漸く、手元に残す本と手放す本を整理し終える。今年読んだ本の中で特に良かった5冊を決める。今年は120冊弱の本を読んだ。 1228バイト3日目。

          1218-1224

          1218卒論を提出した。卒論のことはきちんと整理して書きたいと思っているので一旦報告だけ。無事、卒論を提出しました。 塾で他の先生たちからいつ辞めるのかと聞かれた。私がいなくなる時期にみんな興味あるのだろうかと卑屈な私が顔を出すのを抑え込みながら、時期を伝えると「えぇ!その前に会いましょね」と言われて、ちょっと戸惑ってしまう。え、そんな、私で大丈夫ですか。同期の先生ですら敬語を貫き通していて周りからは人によってはよそよそしく感じていたりこわく見えていたりしていると自分では思

          1211-1217

          1211もう1週間後の今日には卒論を出しているのだと思うと戸惑ってしまう。え、もうそんなに日残されてない、やらねば、いや焦るな落ち着け終わる目処は立ってるのだからあとは付け足しや削除の作業をするだけのはず、あっあと図を載せる用のWordは死んでも作り忘れるな、という今の気持ち。 1212朝から久しぶりに腹痛で苦しみながら起き、用意をしたのは良いものの、ちょっと無理そうと思ったので大学へ行くのを断念した。片道2時間半通学の弊害、家に出るのが遅くなると大学での滞在時間がどんどん

          1204-1210

          1204遊ぶ、と決めてた日、1日目。モネ展に行くために、朝から上野まで。上野恩寵公園は広くて、何回ここへ来ればそれぞれの美術館を覚えられるだろうか。イチョウが真っ黄色でとてもきれいだった。 モネは、初めて「同じ景色を、異なる時間、気候、季節ごとに描く」という手法、いわゆる「連作」を確立させた人物だと知った。『積みわら』や『睡蓮』がその代表的な例にあたる。連作に取り組むモネを「怠けている」と言った人もいたらしい。 同じ景色を、異なる状況下で楽しむことを、私たちは普段の生活で

          1127-1203

          1127卒論の終わりが見えてきた。規定として文字数が12000字以上、というのがあって、現時点で19000字超え。20000の大台に乗りそう。 1128今日から東京へ行く。長い滞在なのでスーツケースが大きい。でも新幹線の座席的には余裕があってよかった。 1129高円寺の文禄堂へお邪魔した。階段があって上の棚にも本が詰まっていてすごく楽しかった。東京の色んな本屋さん、巡りたい。 1130お昼ごはんを母と一緒に喫茶店で食べたのだけど、常連さんが入れ替わり立ち替わり入ってきて

          1120ー1126

          1120私のバイト先は学習塾なのだが、授業の記録やコメントを毎回教室置きのタブレットで残す。このタブレットに純正で入っている予測変換がかなり特殊な件。少し前から思っていたことなのだが、あるとき、何かの文脈で「関関同立」を打とうと思って「かんかんどうりつ」と打ち込んだら出てこない。予測変換を辿ってみたら「侃々諤々」が出てきた。なんで関関同立は出てこなくて侃々諤々が出てくるんだ…?と首を傾げずにはいられなかった。そもそも「関関同立」を読ませるよりも「侃々諤々」を「かんかんがくがく

          1120ー1126

          1113ー1119

          1113『文學界』11月号を読む。創作と連載以外のところはほぼ読んだ?くらい。創作が2つあって、一つは途中まで読んでいたから続きから一旦最後までさーっと読んで、またもう一回読み直す。もう一つは初めましての作家さん。楽しみ。12月号が最新のやつだけど、これは今月末からの東京滞在中にがっと一気読みしようかなあ。 Re:nameのポッドキャストがあることを知って歓喜。去年の夏に行ったライブで出演しているのを見て、何このバンド!!すき!!と思ったのがきっかけ、就活をしていたとき面接

          1113ー1119