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0925ー1001

0925

夏休み最終日。早起きは失敗したけれどちゃんとお昼ごはんを自分で作った。若干塩を入れすぎて味が濃くなってしまったけれど、ごはんと一緒に食べればなんとかいけそう。明日に持って行くお弁当の分も残しておいた。え、えらくないですか。ちゃんとこれを続けるのが大事だよな。
バイトから帰るのがいつもより遅くなって、明日起きられるかが心配。2限からなのに。身体中に「起きるぞ~、起きるぞ~」と言い聞かせながら目を瞑る。

0926

起きた。起きられた。良い滑り出しだ。電車の中で寝たかったけれどそこまで眠気が来なくて若干の不安を抱えながらバス停に向かう。大学まで着いて、ここまで順調じゃんと思っていたら、コンビニのレジでまさかの事態に気づく。財布を忘れた。(たしかに昨日、バイトに行くときの鞄から財布出してないな…それでいうと、リップとか鏡が入っているポーチも一緒に忘れた。)
財布が無いだけで結構心許ない。心許ないと思いながら初めて買ったコーヒー飲料が結構おいしかった。お昼ごはんに食べたお弁当も、おいしかった。

0927

ハリー・ポッターシリーズを全部読み終えた。文庫本になっているものを読んでいたので全部で19冊を2ヶ月くらいで読み切った。達成感がすごいんだけど、寂しさもあって、ファンタジーの世界は偉大だと思った。映画を観たい。余韻が止まらん、本当に良かった。

ずっとほしいほしいと思っていた単行本が文庫本になって前触れもなく目の前に現れたときの瞬間がとても好き。ということがあって、温又柔さんの『魯肉飯のさえずり』を買う。あと、最近ヨーロッパへ旅行に行ったときにプラハを散策したのだけれど、フランツ・カフカの出身地と知って興味が湧いた。ということがあって『カフカ短編集』も買う。岩波文庫の本はなんというか、ブックカバーをつけずに鞄に入っているのがめちゃくちゃかっこいいイメージ。

0928

ゼミの日。先生が、夏休みの間に4回生は誰も卒論の第一稿を送ってこなかったと笑いながら怒っていてひえっとなった。えぇ絶対送らないといけなかったのかしら、いや何もしていないわけではないけれど、みたいな顔を精一杯したつもり。

0929

サークルの同期に、写真を撮ってもらった日。ある事情で、大学で写真を撮って送ってほしいという依頼を受けたためだ(何かしらのタイミングで、このことはまた書きたいと思っている)。同期は「カメラの練習したいし」と快く引き受けてくれてありがたかった。

撮ってもらった写真をあとから送ってもらった。私ってこんな顔してるのか、とまじまじと見入ってしまった。不思議な気持ちだった。

0930

バイト。担当している高3の女の子と、これからの授業の作戦会議。秋からは色んな種類の入試が始まってきて、教室にいれば誰かがあそこに合格した、あの子は合格しなかったとかいう噂を聞きたくなくても耳にする時期になる。私も自然と力が入る。どんなことでも良いから何かあったら言うんだよという私の言葉に「はい」と返してくれた女の子が健気で、顔をまともに見ることができなかったな。

もう1人の別の高3の女の子とは、ある程度の勉強の計画は立てたほうが良いよという話をした。がちがちに固めすぎるとできなかったときにしんどいから、1日だけでも予備日を作っておいて計画を細かく確認して必要があれば変えていく。私が当時できなかったこと、やっておけば良かったと思うことを、高3だった私を思いながら女の子に伝える。高3生と接していると、自分が高3だったときの私を思い出す。悔しさや苦しさはそこまで無くて、凪いでいる。

1001

東京行きの新幹線に乗る。ここ1週間は間違いなく寝不足気味で、ポッドキャストを聞いていたら1時間くらい寝た。
東京駅で妹が迎えに来てくれて、そこから一緒に一人暮らしする候補地を巡る。「ここは駅で色々買える」とか「ここはなんかお姉ちゃんが住んでるイメージがない」とか妹目線の意見ももらって楽しく回れた。

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