十月十日~十月十六日
十月十日(月)
10時前に起床。本当に良くない。絶望的な気持ちで起き(いわゆる絶起?)、今月末に迫ってきた漢検に取りかかる。諺、忘れているやつが多い。間違えたやつは絶対直前にもう一回確認しよう。
インターンのES〆切が明日に迫っていることに気づき、慌てて書いて提出。すこーしだけ手応え。
十月十一日(火)
家を出る30分前に起床。昨日に続き良くない。なんとか用意を済ませてぎりぎり電車に間に合う。火曜日は遅刻しやすいから気をつけないと。なぜ私は2限から授業を入れてしまったのだろうか…でも家で寝た分、授業中はあんまり睡魔は襲ってこなくて一安心。その代わり大学から駅までのバスの中で寝た。
十月十二日(水)
朝からなんだかふわふわしながら大学へ行く。確実に昨日見たドラマとある人とのインスタのDMのせい。色々タイミングが重なりすぎて、うれしいんだかそれをなんとか抑え込もうとして冷めているのか、相反する感情が綯い交ぜ。ずっと残っていて、でも普段はそれを考えることも無いけれど、ふとしたときに思い出してぼうっとしちゃうとき、今日はまさにそんな日だった。無いことにしていたけど、結局身体のどこかには残っていて、ずっと後悔している。駄目な選択だったとは思わない、でもあのときその選択をしていなかったら今の私はどうなっていたのかな、どこにいたのかなって考える日だった、今日は。
十月十三日(木)
2限の授業でたくさん知り合いがいてびっくり。楽しくなりそう。久しぶりに会った子がいて、元気そうでうれしかった。
午後は作業をして、休憩がてら生協の本屋さんへ。厚さが「薄い本」縛りで本を4冊買う。買いすぎ?最近は通常運転になりつつある。
十月十四日(金)
今月末で形式上引退するサークルの同期でご飯を食べた。何気に初めてで、なんだか新鮮。でも力を入れて思い出話をするわけでもなく、感動的な展開になるわけでもなく、各々が分かれて話したいことを話していて、時々それが交わって、また分岐していくような感じで時間が過ぎていった。きっと積もる話なんて何かひとつ引き出せば芋蔓式に出てくるのだろうけれど、でもそれはいざという時じゃなくて、ふとしたときに思い出すものなのかななんて思う。
全員が友人同士、と言えるほど常に一緒にいるわけでは無かったし、思い返せばサークルに入った時期もほぼ全員がばらばらだった。でもそれなりに真面目な話で意見がぶつかって妥協案を模索して、かと思えば本当にどうでも良いことで大笑いして、なんだか不思議な「仲の良さ」があったように思う。まさに「同期」だった。決まった日にその活動場所に集まるだけが共通点だったのに、屈託無く言いたいことが割と言い合える。ある意味奇跡なんじゃないだろうか。
その瞬間瞬間でどんな話をしてどんな風に過ごしたかなんてぜんぜん残っていないけれど、「頑張って良かった」って思えているのなら、私が2年前に飛び込んでここまで来たことはきっと間違っていなかったんだと言える。
しんどかった。苦しかった。でも、たしかに幸せな時を重ねてきたんだ、って言える。