十二月五日～十二月十一日

十二月五日（月）

　朝から病院に行って、午後からは作業。最近は熱々のココアをタンブラーに入れてずずずと飲んでいる。これで少しでも猫舌が改善されないかななんて。暖かい飲み物は眠気も飛ばしてくれるから良い。
　企業の説明会を聞く。リビングにある炬燵に入りながら聞く。なんだか急に自信が無くなってくる。先週は覚悟決めるなんて大口叩いていたのに。情緒しっかりして！！まだ月曜日だから！！

十二月六日（火）

　急に寒くなったからか、身体中が明らかに乾燥している。肌が弱いから季節の変わり目の度にどこかしらが乾燥しているのだけど、今年は手と耳と首。痒い。毎日薬を塗っていても痒いってもうどうしたら良いのか…つべこべ言わずちゃんと保湿します。何の話？？
　金曜日に映画を観ようと思い立つ。最後に映画を観たのはいつだっけな。あぁ『モエカレはオレンジ色』だ。夏休みに中高の友達と観に行った以来。少し先に予定があるとがんばれるね。

十二月七日（水）

　大学の授業で中国語のドラマを観る機会があって、これを機に観てみようかと目論んでいる。YouTubeで観られるってところが良い。今は授業があるから中国語を勉強しているような気がするけれど、大学を卒業しても勉強は続けたい。続け方は色々あるけれど、映像コンテンツはひとつありなのかも。

十二月八日（木）

　自分の性格を他の人に分かってもらえていることはとってもありがたいと思う。自分で自分の性格を言うにしても、言えるけれど、言えることと言いにくいことがぜったいあって、後者を相手に分かってもらえている人に、私は心を開けるのかもしれないなと思う。昔に比べて人を信じるハードルが高くなったような気がする。人見知りをするわけじゃないけれど、たぶんそういうことじゃないんだよな。そりゃ20数年も生きたら自分の感覚も価値観も変わるか。そういうことを放っておくんじゃ無くて自分の言葉で少しずつ表わしていけたら良いなと思う。誰かにも聞いてもらう。

十二月九日（金）

　今日から、対面授業だった2限がオンデマンドになった。ほったらかさないようにするのが目標、3回生にもなって立てるほどの目標では無いのは重々承知している。
　大前粟生さんの『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を読み終える。すごく良かった。これでもかというくらいに私のど真ん中にぶっ刺さった小説だった。自分の内を隅から隅まで見透かされるような感覚で、でも最後は救われたような気持ちになって。大前粟生さん、沼りそう。
　映画『月の満ち欠け』を観てきた。感想とか考えたことは別で投稿にするけれど、良かった。素敵なラストだった。原作を読んで、設定が難しいなと思ったけれど、映画だとそこまで難しさが無かった。

十二月十日（土）

　幼馴染とUSJへ行ってきた。小さい頃はUSJと言っていたけど、小学生くらいになるともうユニバって言っていたな。
　20を過ぎた良い大人がお揃いの耳を付けていると、当の本人はまぁそんなに恥ずかしくないんだけどクルーさんから声を掛けられると途端に恥ずかしい。なんだか喜ぶより先に気恥ずかしさが顔を出すようになった。これも、私たちが大人になった証拠なのかしら。お互い就職先が決まったらまた来ようと約束した。

十二月十一日（日）

　学園祭。冬にやるのって珍しいの？朝と夜が寒かった。1年前よりは楽しめた気がする。というか1年前の記憶が無い。きっとそれどころじゃなかったな、疲れ果てていたことは覚えている、なんとなく。でも今年も疲れた。エネルギーが切れかけていて帰りの電車で乗り換えが危なかった。サークルの活動も一旦終わりかな、もう後輩とも会う機会減っていくな、あぁ甘いものを食べに行こうと約束している後輩がいるから早く連絡してあげよう。色んなものが少しずつ終わっていく。今年も着実に終わりに向かっていく。