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九月十二日~九月十八日

九月十二日(月)

直木賞候補作を読み終え、さぁ次は何読もうかなと積ん読本たちを眺める。そういえば中秋の名月が綺麗だったな、と思い、小田雅久仁さんの『残月記』を手に取る。あと1時間くらい時間があるから読み始めよう、と思って読み始めたのはいいものの、そこから眠気に耐えきれずうとうと。部屋の床に座ったまま寝ていたから、若干お尻が痛い。

九月十三日(火)

大学へ行く用事があったため、7時過ぎに起きた。いつもより1時間くらい早い。本当はいつもこれくらいの時間には起きたいんだよね。今日起きれたってことは本気出せば続けられるはずだ、頑張るか。
大学の生協にある本屋さんに立ち寄る。惹かれるものがあったら買って帰ろうと思っていたが、良さげな本があんまりなかった。
大学での活動の関係で、とある会社の大人の方と打ち合わせをしてきた。良い人たちだな、とは思ったけれど、その人にとって目の前にいる私はきっと格好の獲物のように映っているのだろうな、と思った。優しさの中にある狡猾さがどことなく垣間見えて、はたらくってこういうことなのかなぁと思った。少し前に書いた「恋をして嫌いになって、それでもまた好きになる」という投稿には私がはたらくことになったらこうありたいなっていうのを書いたのだけど、とてつもなく理想論だなと笑えてくる。でも「学生だから」って甘えが少しは効果を持つよね。

それにしても暑い。時間あるし、避暑したいし、どこかで甘いものでも食べるかと思って大学の近くにあるカフェに入る。小さなカフェで、私の祖母くらいの年齢の人が一人でやっているのかな。置いてあるアンティークがかわいくて、でも格式張っていなくてなんだかほっとする。
シフォンケーキとカフェオレを頼んだ。シフォンケーキは一切れがすごく大きくて、同じくらいの大きさの生クリーム、あんず?かな?のジャムが添えられていた。生クリームはあんまり得意じゃ無いけれど、シフォンケーキとジャムと一緒に食べたら気にならなかった。生クリームが思ったよりも軽くて食べやすかった。猫舌なので、カフェオレはある程度冷めるのを待ちながら本を読む。1時間半くらいゆっくりした。

九月十四日(水)

また本屋さんへ。どんだけ行くんだよ、と自分でも思うが、好きなのだものしょうがない。特に今日行った本屋さんは古本がたくさん売っているから掘り出し物があるとうれしい。今日買ったのは、伊与原新さんの『オオルリ流星群』、伊吹有喜さんの『犬がいた季節』。読むのが楽しみ。
家に帰ってきて、TOEICの勉強をする。大学が提供しているオンライン教材で勉強しているんだけど、正答率が半分より少し高いくらいからなかなか上がらない。でも確実に英語を聞いたり読んだりする力はついていると思う。就活もこれから本格化してくるし、きっと受けるのは今回が最後かな。頑張ろう。

九月十五日(木)

大学へ行った日。どうしても終わらせたい作業があって、4時間弱くらいぶっ通しで頑張った。完璧!ではないかもしれないけれど、ほとんど終わったからよかった。超集中した。
帰りに買い物をし(本ではない!)、ふっと時計を見たら乗りたい電車があと2分で出発するところだった。ダッシュではないけれど小走りくらいで走って、なんとか間に合った。駆け込み乗車にはなってないから一安心。これ逃したら30分後にしか来ないんだよな。息切れとか足のつりそうな感がある、体力落ちたなぁ。陸上部だった頃のノリで動こうとするから体がついていけていない。今日の晩ごはんは近くにある唐揚げ専門店の唐揚げ弁当だった。おいしかったけれどお腹いっぱい…でもこの唐揚げはまじでおいしい。

九月十六日(金)

サークルの会議がいつもより少し早く終わって、夜に資格の勉強ができる余裕まであってちょっと満足。このあと、今読んでいる本を読み進めるんだ。大学の生協の本屋さんで目にとまった本なんだけど、すごくさくさく読めて良い。また今月末の読書記録で紹介しよう。(Twitterにも簡単に感想投稿するよ)
朝から、『月の満ち欠け』の映画のムビチケを買った。11時から発売開始で、ちょっとだけアクセス集中に見舞われたけれどなんなく購入。こうでもしないと私はなかなか映画館へ足を運ばないなと思い。まぁそもそもいちばん近い映画館が電車とバスで1時間ちょっとかかるからっていうのもあるけれど…すでに原作は1回読んでいるけれどまた読み返すつもり。また楽しみが増えた。

九月十七日(土)

午後、1時間弱昼寝しようと思ってベッドに寝転んだら、いつの間にか15時前になっていて少し焦る。バイトのために16時には家を出るのに、まだ晩ご飯を作っていない。頭痛いな…と思いながら焼きおにぎりを作る。あと3回くらい作ったら、分量とか覚えられるかな。私が参考にしているレシピはトースターで焼くんだけど、焼いている間に『ガフールの勇者たち』の1巻を読む。児童書だから文字も大きくて読みやすい。懐かしい、小学生の時に読んでいた感覚が思い出された。この本を通して知った言葉とかもいくつかあって、その感覚までもが思い出されてなんだか胸がいっぱいになった。

九月十八日(日)

3年ぶりに、従兄弟と会ってきた。従兄弟たち家族が母の実家に帰ってきていて、そのタイミングで会いに行った。
そもそも会うのが3年ぶりだから、2人とも緊張気味?だったのかな。私よりも年下だから、それも相まって「かわいい…!!」とキュンキュンした(?)
でも長男のほうは成長がすごくて、私の身長を優に超え、声変わりをして、もうなんだか私の記憶にあった彼から凄まじい成長を遂げていた。そりゃ3年も経ったら変わるよね…時の流れを実感した。

夕方からは、高校時代の友人と一緒に、これまた高校時代の友人のサークルライブを見に行ってきた。
その子が運営のトップで、かつ自らもステージに立ってパフォーマンスをしていたから、ただただすごい。コロナ禍になってから初めての有観客対面ライブだったようで、並々ならぬ気合いが入っていたのだろうなと思う。
高校時代の友人、と書いたが、お互いを知っているのは小学生の時だからもう15年目の仲になる。常に一緒にいた、今も一緒にいるような存在の人がきらきらしていて、胸がぎゅっとなって泣きそうになった。きっとたくさん壁を乗り越えて、開催にまでこぎつけたんだろうな。大好きな友人の勇姿が見られてよかったな。本当にお疲れ様。

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