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0807-0812

0807

なぜかすぐに寝付けず、10:00前に漸くベッドから這い出る。思ったより暑くなくて、それだけでも少し気分は良い。塩パンを無心で食べた。お昼は1人分のうどんを解凍して、ポン酢と胡麻油とマヨネーズと天かすをごちゃっと混ぜたもの。これがまたおいしい。江國香織さんの『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』を読みながら食べる。次から次へと視点が切り替わる不思議な文章だ。

0808

塾で授業を担当している高3の女の子と昨日の晩ごはんが麻婆豆腐で同じだったという話で初っ端から盛り上がりを見せる。初めましてのときはなかなかこんな雑談をすることもなかったけれど、今は部活が忙しいこと、学校の課題が多いことを淡々と、でも楽しそうに話してくれるのは単純にうれしいなと思う。ハイチュウの細長い一箱を1日で食べ切るのが普通だと思っていたと言われたときは驚いた。え、普通1日に2、3粒とかじゃないの?え?ぜんぶ食べるもんやと思ってました。えぇぇー、びっくりやな。私もびっくりです。年下の人と話しているとなんだか自分も若返っていくような気がして、こういう時間って何にも形容し難いけど楽しいんだよな、って思う。

『文學界』の9月号と『新潮』の9月号をポチったのでうきうき。バイトもしばらくお休み。卒論もやらないとだけど読みたい本を好きなだけ読むのも私にとってはやらないといけないことなのです。

0809

部屋のエアコンのタイマー機能がちゃんと仕事をしてくれることに気づいたので(ずっと壊れていると思っていた)、朝起きたときに冷房の名残(?)が残るようにして起きがけの暑さを軽減できたのは良いのだけれど、部屋を出た瞬間にむわっとした空気がまとわりついてきて今日はその温度差に若干くらっときた。うーん夏ってむずかしい。今日は、朝起きたら扇風機がゆるく風を送ってくれている状態にして寝てみることにする。

今日は朝から『文學界』と『新潮』が届いて、リビングで眺めていたら母に笑われた。文學界の書評のコーナーで乗代雄介さんの『それは誠』が紹介されていて、読みたくなった。いつになるかは分からないけれどいつか読みたい。特集がボリュームありすぎて、これにプラスで創作が4作も読めるなんてなんと密度の濃いことか…!今月で読み切りたい。

0810

ちょっとだけ早く起きて、朝から母と出かける。髪を切ってもらいに行って、何気なくGUに入ったらお洒落な靴があって、これ来年から会社にも履いて行けそうだと思って履いてみたらシンデレラフィット!とはいかないけれどぶかぶかすぎずきつすぎずで良かったので黒と白を1足ずつ買った。あと、ジレがめちゃくちゃ安くなっていたのでこれもゲット。秋にも着られそうで、息が長そうな服を買えてうれしい。低身長の私にとっては、たとえばワンピースの丈が長すぎなくて引きずらないことや、問題なく歩ける靴が見つかるとか、そういうことは笑って叫び出したくなるくらいには珍しいこと。丈が長くて、でもどうしても着たい穿きたいものは母に頼んで裾を上げもらったり丈を短くしてもらったりする。うっきうきで家に帰ってきた。

連日放送されている高校野球をぼーっと見て、さすがにやらねばと思ってパソコンを開いてゼミの先生から返ってきた期末レポートの添削に目を通す。うううとなりながら、次はやるべきことをルーズリーフにまとめていく。こうやって一度重い腰を上げてみると、意外と私はやる気があって、夏休みの間に研究を進めるという一見大変そうなことができそうな気分になる。

0811

朝から新幹線に乗って東京へ。お盆の時期というだけあって新幹線の中では小さな子どもの声が聞こえた。東京駅のホームで待つ人の量にびっくりして、これがお盆の東京か…と窓から呟いた。会社であるお手伝いをしに来たのだけど、相変わらず中に入るだけで圧倒されてしまう自分がいる。もう来年からは飽きるくらいにここに来ると分かっていても。
昨日に買った靴が革靴っぽい靴なのだが、踵が靴擦れして痛い。小学生から高校生まで革靴で、新しいのを履くたびに悩まされていたことを思い出す。痛いけれど、慣れるためにもたくさん履かねば。超雑談でした。

辻村深月さんの『傲慢と善良』を読む手が止まらない。なんだか刺さりすぎてしんどいけれど展開が気になりすぎる。

0812

久しぶりに土曜日が休み!少しだけ卒論を進めて、お昼過ぎに近くの服屋さんに行く。やっと良い感じのワンピースが見つかったので買って帰る。ミッフィーのバケットハットは衝動買いだけど、この夏これから大活躍しそう。「ハット」と打ちたいのに、パソコンの予測変換で最初に出てくるのが「法度」なの、日本史学専攻の大学生らしくてちょっと良いなと思った。

0813

甲子園へ。姉妹校の応援に行ってきた。たまたま校長先生(私が生徒だったときは数学の先生で学年主任だった)を見かけて挨拶をしたら、そのまま一緒に試合を見ることになるという展開に。まさか先生と応援することになるとは。試合自体は勝ってくれたので楽しかった。
帰りの電車、座れないかなと思っていたら座れてしまって、案の定眠り込んでしまった。気づいたときには乗り換える駅をとうに過ぎていて、結局1時間くらいで帰れるところを2時間かけて帰ってきた。

そのあとはリビングで『新潮』をうだうだと、時々まどろみながら読む。日記リレー面白い。芸人さんが何人か参加されていて、やっぱり書く文章も面白いな。好きな作家さんや読んだことのある作家さんの日記も読めて、貴重だと思う。

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