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ダニエルスミスの鉱物絵具の仲間をウォーターフォードに塗りました。

こちらの続きです。

昨日、F8のパネルにポストカード大の水彩紙を24枚固定しました。

そして、ダニエルスミスのマヤンブルージェニュインを塗って眠りました。

昨夜は水彩紙が水を吸って膨らんだり凹んだりしていました。今朝確認したら、平らになっていました。

ほっとしました。

しかし、よく見ると、24枚のうち平らだったのは12枚でした。それらは、昨夜二度塗りしたグループでした。24枚もあるので、最初に塗った方はだんだん乾き始めて、一巡した頃に二度塗りをすることを決めました。

途中まで塗りましたが、今度は乾燥してない感じがしたので、遅めに塗った12枚は一度塗りのまま一晩乾燥。途中でいじってしまうと、好きな感じの跡が消えてしまいそうだと思ったからです。

というわけで、今朝、図らずも比較の実験ができました。

そして、ボコボコになっているグループをなんとかしたいと思いました。一度塗りのほうです。あの消えてほしくなかった跡が、いい感じに残っていて、上から塗ると消えてしまうかもしれずためらわれましたが、決行。

ウォーターフォードさんに平らになっていただきたかったのです。

それに、今回の絵は背景が濃いめの方がモチーフが目立っていいのかもしれないと思いました。印刷物の仲間としてつくっているので、差があり過ぎるのもいけないんじゃないかと思ったからでもあります。

二度塗りする前に、水を塗りました。これは推測に過ぎないのですが、昨夜二度塗りしたほうは、一度目に生乾きで二度塗りすることによりいい感じに水が行き渡り、いい感じに乾いて平らになったのではないかと思ったからです。

二度塗りすることによりぼこぼこが激しくなる可能性もありましたが、思い切って塗りました。

濃いマヤンブルー、好きだと思いました。

最近、水彩紙に水彩絵具で描いてなかったと思いました。アナログの制作を始めた頃のことを、懐かしく想い出しました。

この時は、水彩絵具ではありませんでしたが、水溶性の画材(カランダッシュのネオカラーII)で、最終的に水を使い、なんて綺麗なんだろうと思いました。

その後も、断続的に水彩に取り組みましたが、諸事情により最近は木製パネルに描くようになっていました。水彩絵具を使うこともありましたが、それは胡粉ジェッソやパルプベースなどが相手でした。

紙ってなんだか面白い。

今回、平和のポストカードを制作し、そう思いました。再び水彩に取り組みたくなってきました。紙がボコボコになってしまうのは、ちゃんと水張りをすればいいのだと思います。しかし、私は水張りが苦手です。私は、水をたっぷり使うのが好きだと思いました。アクリル絵具でも、水彩風に描こうと思えば描けるのでしょうけれど・・・。水彩は後片付けが楽な点も好きです。

逆に、水彩は、水で溶けてしまうので、完成した絵が水でダメになってしまうかもしれないのは悲しいです。そんなこと、滅多に無いよって言う人もいます。確かにそうだと思う自分もいます。しかし、万が一のことがあるかもしれません。保護のためのスプレーもありますが、あれは苦手です。

私は、ずっと残る絵を描きたいと思っています。「万が一」のことが無くずっと生き残ったら、それはとてもラッキーな絵なのかもしれません。生き残る可能性だってあるかもしれません。

色々ありますが、なんとか自分が楽しめる方法を見つけようと思いました。

ありがとうございます。それでは、また。


その後です。

ラッキーでした。今後に活かします。

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