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ちいさなデジタル推進室のロゴが完成しました!

暮らすために上手に使いこなすテクノロジーの可能性

現代社会、私たちの生活には、テクノロジーやコンピュータシステムなどの技術が使われています。近年は、例えば新型コロナウイルスワクチンの接種予約など、望む・望まざるに関わらず、デジタルツールを活用した手続きを求められる場面も増えてきました。

横浜市ことぶき協働スペース「ちいさなデジタル推進室」は、テクノロジーがポジティブな可能性を秘めた私たちの生活の味方であること、上手に付き合えば楽しさや利便性の高い存在であることを、市民のみなさんと一緒に理解し、学んでゆくための試みです。


「ちいさなデジタル推進室」では、実際に手を動かし、頭で考え、モノをつくる体験を積み重ねることに着目しています。何かをつくり上げることで得られる達成感は、自己肯定感、イメージ力、物事を順序立てて考える力などの向上にも繋がります。

一般的な手芸や工作などのものづくりの他に、今の時代ならではの「デジタルものづくり」の可能性も広がっています。3Dプリンターを使った造形や、電子工作でつくったものをスマートフォンで動かしたり!多様な角度、入口からものづくりの世界の楽しさを、探しはじめたところです。

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ロゴ制作の依頼に込めた想い

少しずつ歩み続けてきたちいさなデジタル推進室。みなさんにテクノロジーやものづくりの世界を、暮らしの中で、より身近に感じてもらえることを目指して、このたび公式ロゴが完成しました。


ロゴデザインや現在制作中のイメージキャラクターを依頼したのは、イラストレーターの「あさいとおる」さんです。あさいさんにお願いしようと考えた理由は次のとおりです。

横浜市ことぶき協働スペースでは、例えば貧困や依存症、障害などの生きづらさを抱えていたとしても、誰もがいきいきと暮らし、学び、働いてゆくにはどのような社会を目指せば良いのだろうか、そのあり方を学び、ちいさな実践の可能性を模索しています。

精神障害などに関する書籍や結核予防の複十字シール運動のイラストレーションやデザインなど、健康福祉にまつわる仕事も多く手掛けられ、ポップで親しみやすいイラストレーションを得意とするあさいさんとの協働を決めました。あさいさんご自身も本業の傍ら、様々な障害をお持ちの方と一緒に楽しめるスポーツの機会づくりなど、インクルーシブなコミュニティづくりの主体として自主的な活動をされています。

仮に困難や障害を抱えていてもいなくても、テクノロジーを上手に活用することで、生活や活動の幅を拡げたり、自信をつけたり、いきいきとした生活を送ってほしいという想いを込めたロゴの力で後押しできるよう、ロゴのデザインが完成しました。

ロゴのイメージ

ロゴ制作過程で意識したポイントをあさいさんに伺いました。

「デジタルの世界のイメージをキューブ(一つの単位)として表し、テクノロジーの世界に親しんでもらえるように、その入口としてドア(door)の「d」で表しました。また、ちいさなデジタル推進室とかけて、小文字の「d」を使用しました。」


これから、ちいさなデジタル推進室事業の取り組みを進める中で、ロゴやイメージキャラクターなどが、前向きなイメージを伝える一助になってくれることを期待し、企画の充実を目指していけたらと考えています。


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