生成系AIの勉強会「ChatGPT で well-being」参加レポート
今回は、先日3/19(火)NANA Lv. INNOVATION STUDIO」で開催された生成系AIの勉強会「ChatGPT で well-being」(主催:横濱OneMM、協力:横浜未来機構)の参加レポートです。
講師は、Newspicksで生成AIについて連載を持つ富士フイルムBI髙橋和馬さん。概要は、ChatGPTをはじめとした生成AIの基本を学んだ後、参加者それぞれが思い描くwell-beingを参加者同士で対話しながら、実際に生成AIを使用して画像作成を体験してみようという趣旨でした。
生成AIを一言で表現すれば、0~1を爆速で生み出せるツールとのこと。
そして、生成AIとしていち早く名前が知れ渡ったChatGPT3.5と4.0を比べると、その賢さの違いは圧倒的で、4.0では指示があいまいでも的確な答えを導き出してくれます。
今回の主なトピックは、有料版であるChatGPT4.0を使って出来る
「5つの凄い機能」の解説でした。
画像生成
データ分析(Advanced Data Analysis)
GPTs(プロンプトを予め自分用にカスタマイズできる)
マルチモーダル(画像を解釈してくれる)
Webブラウジング(Bing)
例えば2のデータ分析というのは、PDFやExcelデータを分析し、考察を返してくれる機能のことです。
面白かったのは、列が結合されているようなシートは、分析できないと断られることがあっても、粘って質問を続けていると返してくれることがあるそうで、まるで、人相手に頼みごとをしているのとあまり変わらないのではないか?という印象も感じました。
他にも音声会話型おしゃべりAIアプリや画像生成に力を発揮するMidjourneyなど、それぞれがもつ特徴を活かした活用イメージをご説明いただきました。
初心者が質問しづらい基本的な用語やちょっとした疑問を、運営の方⁉が先んじて声を上げて質問くださったりしていて、細やかなお気づかいを感じる進行で好印象でした。
企画の後半には、参加者それぞれ、Well-Beingをイメージし、プロンプトに指示を出しながら、実際に生成AIを使ってイメージを形にするワークを行いました。
筆者は、プロンプトを投げることにまだ慣れていないので、なかなかイメージ通りの画像が返ってきませんでしたが、参加者の方にアドバイスをいただきながら、対話を繰り返しました。
今日のところは、横浜のウェルビーイングなまちづくりをイメージしたイストをゴッホ風に作成してくださいという指示を出し、以下の画像を生成してもらいました。
まずいろいろ試してみることが大切だということを、改めて感じました。
文:ちいさなデジタル推進室担当:鈴木