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バレットジャーナルを参考にしてタスク管理を克服できるか!



情報処理が苦手で、予定を管理しきれない・・

 日常的に、やるべきことや情報に追われてしまい、作業が思うように進まないばかりか、今やるべきことはいくつあって、何を優先して進めたらよいか分からなくなることが多く、とても負担を感じています。
 また、ものごとをコンスタントに継続していくことも苦手で、はじめは自分の能力以上に無理をしてしまい頑張れるのですが、すぐ息切れしてしまい、3日坊主になってしまうことが多いです。。

 手帳にメモをして忘れないよう工夫したり、できたことに〇をつけて見える化することで、何とかしてやる気スイッチを入れようとしてきましたが、どこにメモしたか分からなくなってしまったり、メモすること自体が負担となってしまい、どうしても続きません。

 ここで、筆者の抱えている特性にふれておきます。ASDとADHDの特性が入り混じっており、情報処理や物事の遂行能力に特に難があるのです。

頭の中がごちゃごちゃしていて落ち着かない

そもそも、頭の中がごちゃごちゃして、さまざまな情報や気持ちなどがグルグル回っていて落ち着かない状態が日常です。ですので、何かものごとに取りかかる前に、その内容を思い出すだけで精一杯であるばかりでなく、必要な情報を準備したり、段取りを整理するだけで、多くの時間がかかってしまいます。そして、始める前にもうすでに疲れてしまっているのです。。

 また、ADHD による過敏さにより、外部の刺激や情報が気になってしまい、行動のスイッチを入れ、作業に集中することが困難です。外部の刺激にもいろいろあり、目に見える情報、音、人の気配、においだけでなく、次々と頭の中で湧いては消えていく思考も含まれます。

何かに取りかかろうとするとき、運良くさまざまな要素がかみ合って過集中モードに入れない限り、他の思考や刺激に邪魔をされてしまい、持続できません。無理に進めようとしても、作業が雑になり抜け落ちてしまうか、消耗するばかりで集中力が続かず何も進まないだけです。ましてや、同時進行で複数の物事を抱えることは非常に困難です。

頭の中に多くの情報が渦巻いていて、その情報量の多さに滅入って手が付けられない感覚があります。

ASDからくる興味関心の偏りからくる課題もあります。やらなければいけないことだとしても、関心が無かったり、自分が納得してやる意味をみいだせなければ、やる気のスイッチを入れたり集中力を維持することが困難です。

話題が多いミーティングでは疲弊するばかり

話題が次々と変わっていくようなMTに参加すると、次々と移り変わる話題に集中し、スイッチを切りかえていくことが難しいばかりでなく、耳で言葉を理解するることがそもそも苦手なので、情報がただ頭の中を通過していくばかりで激しく消耗してしまい、残っているのは疲労だけです。
何とかメモを取って、その場では分かったつもりになっても、後で読んだときイマイチ内容がつかめない。。といったこともよくあります。さらに、そのあと状態を立て直すのに時間がかかってしまいます。

見通しがつけられないと、手がつかない・・

進める内容の解像度が低いと、手が止まってしまいます。具体的に何をどの順番に進めていけば良いか、見通しがつくことが大切です。また、気持ちの負担が重くならない程度に、タスクが細分化されていることも有効です。

このような困難を感じているなか、少しでも情報を整理し脳への負荷を軽くすることで、より円滑にタスク管理ができないかを探っていました。


バレットジャーナルを試してみる

 そんなとき、バレットジャーナルというノート術があることを知りました。 バレットジャーナルとは、箇条書きとキーという記号を使って、
タスクやスケジュール、メモ、やることリストなどを箇条書きで管理するノート術で、名前の由来は箇条書きの先頭に付ける「・」(バレットポイント)からきています。

 大きな特徴は2つあります。1つは箇条書きで書き込むことで、書き込むハードルを下げ素早く記録できる点。2つ目は、メモを振り分けて書き写す工程を経ることで、重要なものとそうでもないものを振り分けできる点です。

基本のバレットジャーナル

バレットジャーナルは、一般的に4つのページの組み合わせで構成されています。

  1. インデックス(Index)

  2. フューチャーログ(Future Log)

  3. マンスリーログ(Monthly Log)

  4. デイリーログ(Daily Log)

インデックスページには索引を作成し、後から振り返って確認できるようにします。フューチャーログは見開き2ページに6か月分の枠を作成し、将来の予定や目標を記入しておきます。


実際にやってみて

タスクを書き出して管理することには、ある程度効果を感じることができました。
一方で、書き出した項目の数が増えると、心理的な負担が増えてしまい、書き出すハードルも、実行するハードルも上がってしまいました。

書き出す項目をなるべくシンプルに、見返したときに負担を感じないない程度に抑える必要がありました。

また、終わらなかったタスクを別ページに移動させることも、面倒に感じてしまったので、視点を少し変えてみました。
タスクを忘れないように記録しておくことも大切ですが、できたことを見える化して達成感を得て、次なるアクションにつなげていくことも大切です。できたことを確認して、次なる気力につなげられることを目指しました。

できたことをにポイントを付けて、増えることをモチベーションにできないか試しています。こうすれば、できなかったことよりも、できたことに注目できるので、前向きな気持ちになれるはずです。

引き続き、より良いやり方を探していこうと思います。


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