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「デザイン」という共通言語【後編】
こんにちは!レガングループインターン生の浦上です。
前回は、レガングループでインターンを始めたきっかけについてお話しました。
今回お話ししたいことは主に2つです。
・ディレクションって何?
・インターンシップを通して感じたこと
業務内容:ディレクションって?
私は、レガングループではディレクターのインターンをしてきました。
業務内容は、マインドマップをベースにパッケージやロゴデザイン案のコンセプト、キービジュアル(デザインの鍵となるイメージ)を設定し、デザイナーさんにプレゼンし、彼らとディレクションを合わせていくお仕事です。
ココロが膨らむマインドマップ
ディレクションをする前に行う「マインドマップ」づくり。
「どこ」「いつ」「誰」を軸に企画意図から機能などの事実はもちろん想起される感情やシーンを書いていく過程で、ディレクションの基盤となります。 どんどん思考をつないでいくのでまるで船の舵を取っている感覚です。マインドマップを作ってみると、書き始めには予想のつかなかったワードがでてきたりと自分のココロがどんどんさらけ出ていくのを感じ、さらにモノを新しい観点で見られるようになります。また、マインドマップづくりから企画のコンセプトを見つけることができます。
「伝える」は「会話」
ディレクションシート作成後に、上司の前で発表するのですが、初めて自分の考えを「伝える」ことの難しさを痛感しました。
例)ひかり味噌のまかないみそ汁
機能面:熟成味噌・無添加etc...
場面:朝ではなく、夕方にゆっくりと飲むイメージetc...
→形容詞(きれい・悲しいetc)の抽象性を具体化していく。
発表後に、代表の森さんやディレクターの方からフィードバックを頂いたときに自分のディレクションの甘さや、言葉とイメージに一貫性がないこと、
話すことに夢中になりすぎて上司の様子を見ていなかったことなどたくさんの気づきがありました。
コンセプトのイメージを上手く具体化して、コンセプトを言葉とビジュアルで伝えることでデザイナーさんがデザインできるようになり、更に世界を拡ががっていきます。つまり、この伝達がうまく行かなければ、コンセプトがデザインに落とし込まれないのです。そういった意味では、私のディレクションはまだまだデザインに落とし込みづらいものだと感じました。
自分の思ったことを「人にちゃんと伝える」って本当に難しいんですね。
一方で、上司から丁寧にフィードバックをいただくことで、自分の短所が明確になることはもちろん、モチベーションアップにも繋がりました。
「伝える」って難しい故に、すごく面白いんですね!!
インターンシップを通じて感じたこと
インターン当初は、「美大も出てないし、デザインが専門でもないのに自分にできるのだろうか」と不安に思っていましたが、
まず「トライ」してみること。
それから、そこで働く人の話を聞いてみる。
それだけで、自分の今までの固定概念が壊れていき、価値観が変化していきます。
「デザイン」はセンスのある人のモノというような閉ざされているイメージがあるかもしれません。でも、実は「デザイン」はすべての人に開かれているんです。
私は、「デザイン」は、多くの人がたくさんの時間をかけて作ったメッセージだと思います。パッケージデザインから、そのプロセスの片鱗を見ることができます。
特に、ブランディング・デザインは「人をつなぐ架け橋」のように感じました。商品やサービスがどういう目的で、どんなことを伝えようとしているか、デザインから見て取れるのです。
レガングループは、仕事内容が多岐にわたっているのですが、少人数のデザインファームだからこそディレクターも、デザイナーも得意分野のみに注力するのではなく、どんなプロジェクトでも潤滑に進めていく姿勢には圧倒されるものがありました。いつも多彩なプロジェクトに従事しているからこそ、幅広い視点で物事(問題発見・問題解決・デザインへのアウトプットに対して)を 見て考えることができているんだなと思いました。
このインターンを経験から、将来は企業・サービス・商品の「 ブランディング・デザイン/ブランディング戦略」に携わり、世界の役に立ちたいと考えています。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を通して、少しでも「レガングループ」に興味を持っていただけると幸いです。
私事ながら、今月をもってレガングループのインターンを卒業することになりました。レガングループでは貴重な経験させていただき、将来はますますブランディングに関わって働きたいと思うようになりました。
記事を読んでくださった皆さん、レガングループ代表の森さん、皆さん
本当にありがとうございました。