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『ヤンキー君と白杖ガール』うおやま:18歳の不良男子高校生と16歳の盲学校に通う弱視の女子高校生の恋愛・青春漫画
元はウェブ漫画らしい。『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』というタイトルでドラマ化。ドラマの初回は2021年10月6日(水)22時~放送。
ウェブサイトで無料お試し部分だけ読んだ。
絵柄は単純だが表情の描き方がとてもよく、かわいい。
少しギャグ風だが、視覚障害者の人たちの生活や思いを描いているらしい。晴眼者であるヤンキー君がべた惚れした女の子を知ろうとして、視覚障害のことを調べたりもするらしい。全部読みたい。
書籍では各巻のカバーのそでに書かれていると思われる作者のコメントもよくて、考えさせられる。感性が鋭い(アーティストだから当たり前か)。
応援したくなるカップルだが、危機も生じるのだろうか?
聴覚障害のある少女が登場する漫画には『聲の形』がある。『聲の形』も『ヤンキー君と白杖ガール』も分類は「少年漫画」のようだが、両方とも障害のある登場人物は女性。ドラマ化された漫画『パーフェクトワールド』は女性向け漫画で、主人公の女性が恋する相手が車いすに乗った男性。
主人公が障害のある人と出会い、その人が大切な人となる中で自身も変わっていくという設定が描きやすいのかな。読者の大半が「マジョリティー」側だからというのもあるのだろうが、障害のある人が主人公ではないのだな(ダブル主人公、準主人公ではあるかもしれないが)。
『ヤンキー君と白杖ガール』は、版元によるオフィシャルの動画「ボイスコミック」もある。せりふのみバージョンと、「音声ガイド風ナレーション付」の2種類。
ドラマはすごくよい作品だった。