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矢沢あい展感想part1

わたしのバイブル。

矢沢あいの漫画。

ついに矢沢あい展に行ってきたーーーー!!
終始「最高すぎる!!!!!!!!!!」っていう
言葉が溢れでてしまった。

※写真は観に行く人の楽しみのために
載せるつもりはないです。

ということで感動を忘れないために感想をまとめる。

天使なんかじゃない
ご近所物語

読者層を考えればりぼんに描かれてる作品だったら
わかりやすくシンプルにが優先されるから
物語って単調になりそうなのに
アラサーの今でもこの作品たちを読むたびに
世界観に触れるたびに考えさせられたり
感動させてもらえたりするストーリーも素敵。

王道で行くと

おれが おれの手で
幸せにしてやりたいと
思うのは
おまえだけだ
『天使なんかじゃない』矢沢あい

このセリフって高校生の晃が翠に言ってる時点で
胸キュンなのに、いま見ても「晃ーーーーー!!!」って
なるくらい胸に響く言葉。

主人公が素直だったり、ちょっぴり捻くれてたり
それなのにみんな応援したくなって
それぞれの魅力が溢れてる作品。

主人公に感情移入できる作品ってたくさんあるけど
周りにいるキャラクターまでも全員が愛しくて
「頑張れ!!!!」って思える作品って
本当に限られてる気がする。

読むタイミングによって応援したい対象が変わる。

片思いしてたら、マミリンがんばれ!!
しのちゃんやだなーー。って思うのに
両思いになったら、しのちゃんだって
しのちゃんなりに滝川くんのために頑張ってたの!
って応援したくなってる。

ご近所物語でいえば
実果子は素直じゃない女の子だったのに
ツトムに対しての愛情を認めてから
どんどん大人になっていって
夢に向かってまっすぐなかっこいい女性になっていく。

やりたいこと、好きなことには真っ直ぐに
突き進んでいいんだよって背中を押してもらえる。

ツトムといる時は可愛さを。
洋服に向き合ってるときは真っ直ぐな強さを。

愛されるべくして愛されている女性なんだよなと
読み返すたびに憧れる。

高校生の女の子にこんなに勇気をもらえるって
なかなかないんだよなー。って思う。

あとは、勇介とばでぃことあゆみの関係。
昔はあゆみに感情移入することが多くて
一途に思ってるのに報われないんだろうって
(最後は報われてるけど)悔しくなったことがあった。

ちょっと大人になってからは
ばでぃこの気持ちもわかる機会があって
好きがあふれすぎると素直でいられなかったり
強がってしまったりすることもある。
でも、やっぱり好きなんだよって言う
対照的な感情が描かれてるところも大好き。

小学生くらいに読んだ少女漫画を今でも
何度でも読み返すってすごいことだと思う。

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