たくさんの秋に出会いました!千葉市泉自然公園自然観察
先週日曜日21日は千葉県森林インストラクター会の中央部会での千葉市泉自然公園の観察会に参加してきました。
泉自然公園のベテランガイドの植沢さんが今の見どころポイントを案内して下さり、盛り上がる!盛り上がる!・・全然前に進まない(笑) しびれを切らして最後には「はい!皆さん、進みますよーー!」と声をかけられるという。。(;^_^A
ベテランの森林インストラクターの方々も自然の不思議は尽きることはありません。知識を共有しあったり、謎解きをしたり・・だから自然観察は飽きることがないんですね。
色んな木々の黄葉・紅葉もそれぞれの美しさがあり感動しました。
植物について思いっきり語り合える楽しい1日でした。
自然観察って本当に癒しになります。
↓水辺の黄葉・紅葉はやっぱり色が生えます。
↓モミジなのにモミジらしくない葉っぱのメグスリノキ。でも紅葉は他のモミジの仲間同様、鮮やかでした。
↓こせいてきな色のヤマコオバシの紅葉
ヤマコオバシにはお株がないということで盛り上がりました。
センダンの真っ黄色の黄葉は遠目にも輝いていました。
↓ハランの不思議な花。落ち葉が降り積もった下で大きな花を咲かせます。
↓クロヤツシロランの裂けた実。糸くずみたいなのが種。栄養を全くもっておらず、菌が共生しない限り発芽も出来ないのだそうです。
↓イイギリの赤い実も綺麗でしたが、幹の目玉模様も面白い!
↓イイギリの赤い実。冬の終わりまでこのまま残るのですが、ある緑地ではカラスが遊んでまき散らすことがあるのだとか・・
↓ウラシマソウの実とマムシグサの実
似た種類なのに、前者はすぐコテンと寝てしまうのに対し、後者はいつまでもシャキッと立っているのだそうです。どうも種子散布の方法の違いによるらしいです。
↓背が低くてすぐ横になるウラシマソウ
↓マムシグサの実は鳥が食べにくるだそうです。
↓ハダカホオズキの実。以前はちょっと珍しく見つけると喜んだものですが、近年数が増え、沢山見られるようになった。
まだまだご紹介しきれない発見がありました。
泉自然公園、素晴らしいです。
(森林インストラクター・NPOリトカル代表 中田真也子)