覚悟のいる世界
芸能学校を卒業して7年近くになりました。始めたのが27歳で同期は、10代後半から20代前半という若い子達。中には、同い年や1つ上がちらほらいた。
みんな事務所が決まり、役者として活躍する事を夢見る輝いた原石たち。だけど1年で半数近くは、事務所を辞めている。2年もすればその半分が辞めている。中には、フリーとして役者を始めている人も。仲間が離れていくから覚悟しておいて下さい。
事務所にいる事が成功の道とは、言えない。だけど日本という昔からの風習だと事務所という責任の矛先が明確な役者を使い、責任の所在が不明な役者を使う事への抵抗が大きい。
だから事務所との良好な関係が築ける所に入るのが一番良い。これを見つけるのは、難しい。ギャラの未払いや仕事の斡旋を振ってもらえていないなどなど、不満が溜まっていきますからね。
これから芸能の仕事をするつもりなら、きちんとそう言った事は、遠慮せずに聞いた方がいい。聞かないという事は、自己責任です。誰かが何でもやってくれるような企業の社員じゃないのです。
うやむやにしやすい業界だからしっかり聞きましょう。そうしないと始めた意味が無いので。
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