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「逃げたい」のは辛いからでしょ?だったら逃げていいんだよ。

逃げるような気がして辞めることができません

結論から言います。
逃げていいです。

「逃げる」と表現しているのは、
辛い場所、苦しい場所、劣悪だと感じる環境から
抜け出したい、脱出したい、離れたい
ということです。
楽しい場所、好きな場所から離れる時は
「逃げる」という言葉は使いません。
「逃げたいと思う」ほど、
今の環境があなたにとって苦しい場所、ということです。

他にも、
「逃げると思われそうで、辞めることができません」
なんてことも聞きますが
「あいつ逃げた」とか「逃げやがった」とか
そういうこと言う人も
その場所が劣悪な環境だと認識してるからこそ
「逃げた」という言葉を使うのです。

そして、後ろ指を差して退職した人を責めるのは
本当は自分もそこから離れたいのに、我慢してるから。
自分だって離れたいのに!羨ましい!ズルい!
という感情です。

ということは、
「あいつめ〜!」と言われようと、何だろうと
先に「イチ抜けた〜」で「逃げた」者の勝ちなんです。


我慢ばかりの時間って人生の無駄じゃない?

1日24時間、
そのうちの睡眠時間(平均として7時間とします)を除いた
起きている時間は17時間。
その中で勤務時間(昼休憩込みで9時間)と、
それに合わせた準備や通勤(合わせて1時間とします)を含めると
仕事にまつわる時間は最低でも10時間です。

さらに女性はメイクや身支度に
それ以上の時間が必要になるし
保育園の送迎が必要な方は
さらにプラスされますよね。
(これは男性もありますね)

何のために仕事してるのかわからなくなる

そうなると、起きている時間の
ほとんどが仕事にまつわる時間になります。
その時間を楽しく過ごせないで、
どうして楽しい人生になるのか?
私は若い頃からずっとそれが疑問だったし、
納得がいかなくて
楽しい職場にしたい、と仕事を楽しめるように
工夫しながら取り組んできました。

とはいえ、
自分のスタンスや考え方は変えられても
他人を変えることはできなくて、
私が楽しめば楽しむほど
まわりからは冷たい視線を向けられ、
楽しさの邪魔をされてきました。(何なん?)

あ、話がそれました(つい、愚痴になっちゃった)

伝えたいことは
起きてる時間を楽しい時間にするためには
仕事をしている時間、仕事にまつわる時間を
せめて「苦しい」とか「逃げたい」とか思うような
時間にしちゃだめ!

ってことです。

人生は時間の積み重ねで、
何もしなくても終わりがやってきます。
自分の人生、苦しかったな、
逃げたかったけど逃げられなかったな
そんな最期にしたくないですよね。

私はずっと逃げてきたかも笑

私は現在50歳目前ですが、
ここまで約20回の転職をしています。

中には、人間関係が原因で
「逃げ」に近い退職もしています。
とはいえ、ここまで
ほぼ途切れることなく転職できています
(何度か心を病んで引きこもりになった期間はあります)。

そして、今では
「来てくれてありがとう」「辞められたら困る!」
など嬉しいお言葉を頂けています。

先月、同居しているパートナーの仕事の都合で
県内ですが45km離れた場所に転居したことで
現在の勤務先(派遣で営業事務の産休代替をしています)
への通勤が片道2時間の運転になるため(きつい!)
退職を申し出ました。

すると
「勤務時間少なくなってもいいから、辞めないでくれ」
と懇願され、朝は1時間遅い出社(遅刻可)と
週一のリモートワークを導入、
交通費も少し上乗せ(毎回じゃなくても週一くらいは高速道路を使えるように)してくれました。
そこまでしてでも
「あなたにいてほしい」と仰っていただけています。

こんな私も、過去には逃げたこともあるし
心も壊しています。
摂食障害で身体も壊した経験もあります。
それでも、こうして
必要としてくれる方々と出会うことができているのは、
あの時逃げたから。

だから、逃げたことを後悔はしていません。
だって、それじゃなかったら
ほんとに苦しいだけの人生になっちゃう!
そんなの絶対嫌ですもん。

できるだけ笑っていたい
できるだけ楽しく生きたい
「働くことは生きること」
それが私の信条です(。-ω-。)ノ☆・゚:*:゚

頑張れない者は失格なのか?

そんなことはないですよね。
頑張ってほしいなら、存続してほしいなら、
それなりの環境整備が必要になります。
それを怠っている職場で頑張ることは、
何の意味もありません。

昔は我慢、根性、忍耐
みたいなものが美徳とされ、
それらが出来ない者は
「根性無し」「失格」などと
烙印を押されてきました。
が、今はそんな時代ではありません。

これだけ「職場の人間関係問題」で心を壊し、
身体にまで不調をきたし、さらには
命にまでかかわるほどまで
耐えて我慢してる人が増えてるなんて
悲しすぎます。

今は心療内科、精神科はパンク寸前で、
あの人もこの人も
「鬱病ですね」「薬出しておきますね」
「診断書必要ですか?」だけの診察。
次回予約は数ヶ月後で、
ろくな治療やカウンセリングや
今後の対策もしてもらえない現実
(10年前の私でさえそう感じました)。

それでも、心や身体が壊れるまで
「逃げることは悪」と思いますか?
私はそうは思いません(あ、きんに君みたい笑)

自分のことは自分しか守れない

少しでも「もう無理かも」って思ったら、
逃げることを視野に入れて
誰かに相談してください。
今は専門の相談機関がたくさんあります。
守秘義務があるので、
個人情報はきちんと守られます。

ハローワークに相談してもいいと思います。
転職エージェントや派遣会社にも
キャリアアドバイザーや
キャリアコンサルタントが在籍しています。
登録すると、相談に乗ってくれます。
私のように個人で活動している専門家もいます。

話すは放す。話すだけでスッキリすることもあります。

自分を守れるのは自分しかいません。
会社は守ってくれません。
逃げるは一時の恥かもしれませんが、
逃げぬは一生の恥、いやもしかしたら
一生後悔するかもしれません。

逃げていいんです。
大丈夫です。ご縁は必ずあります。
頑張ることは大事だし、必要ですが、
頑張る場所は選んでいいし、
間違えてはいけません。

それはあなたの直感を信じていいし、
心配なら第三者に判断してもらってもいい。

どうか、限界になるまで
我慢を続けないでください。
助けてくれる人はたくさんいます。
あなたのことを第一に考えてください。

スレッズでは
苦しんでいるたくさんの方の投稿を目にします。
思い込みや過去のトラウマで
動きたくても動けない方の背中を
少しでも押すことになれば。
そんな思いで書きました。
乱文になってしまいましたが
伝わってくれたら幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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