病気だと許せるのか?
たしかに、初老の声が聞こえ始めてはいたけど、
まだまだ
年取った、老化してる
としか思ってなくて
親世代も、存命の80代はみんなそれなり健康
順番はまだまだ、という気分だった
そのうち、来るであろう自分達の最期
想像できなかった。
ちょっと記憶力が落ちてきてる
そんなの
当たり前
私も片耳は耳鳴りして聴力が落ちてて
視力は遠くも近くも見えなくなってきて
でも、聴こえなくなる、とか視えなくなると考えることはない。
冗談交じりに、ヤバいなぁって思う程度。
年とれば、覚えられない、忘れるものでしょう?
って。
いちいち、煩いよ( ̄^ ̄)
って思って聞いてた。
信号に気づかなかったよ
アイス買ったの忘れて、また買っちゃったよ
仕事の打ち合わせが思い出せないことがあるんだ
そんなん、あるよ
よくあるある。
じっさい、私には若い頃からあります。
てか、あなたも若いから思い込みでやっちゃうことあったじゃん。
未だに、むかし好きだったお菓子、『好きでしょ?』
って買ってくるじゃん。
て、毎日いらいらイライラ
老化してること、認めて
それに合った忘れない術、身につけなよ
って言う?怒鳴っちゃうわたし
そして、
じゃぁ、脳、調べなよ。
と脳外科予約
それも予約してあげないと行かない。
めんどうなやつ
でも、別に病気になってほしかったわけじゃないんだけどな
脳腫瘍がいいわけでも、脳梗塞とか脳出血しててほしいわけでもないけど。
アルツハイマーもなぁ。
でも、判ってからのほうが、
無駄にイライラしなくなったなあ。
相手を理解して、言動が許せるようになった。
これからの時間を大事に考えようとすごく思う。
病気も悪いものじゃないのかもしれない。