【誤解】武士は食わねど高楊枝
皆様おはようございます。タイトルのことわざについて、御存知でしょうか。
・「プライドを守るために見栄を張る」
・「苦しい状況でも堂々とした態度を保つ」
どちらにせよ、武士の美学や生き様が垣間見える言葉ですよね。
背景
江戸時代、200年以上続く平和の中で、戦で手柄を立てる機会が失われ、武士の家禄(給料)は一定のままでした。その一方で物価は徐々に上昇。結果、多くの武士が生活苦に陥っていったのです。
「給料据え置き、物価高」と、現代の日本の企業戦士と似ていますね(違うか😅)。
しかし、貧乏な部分を見せないというプライドが武士にはありましたから、満足に食事ができていなくても、楊枝を高々とくわえて、あたかも食後の余裕を楽しむかのように振る舞ったわけです。
誤解
さて、恥ずかしながら私。
このことわざの「高楊枝」という部分を「高級な楊枝」と勘違いしておりました。
(さすがは武士だなあ。貧しくとも、白樺の木かなんかで作られた「高級楊枝」を使っていたんだなあ。)と。
家族に指摘されて赤っ恥をかきました😭
それでも私はこのことわざに、どこかかっこよさを感じてしまいますね。
どんなに苦しい状況でも、弱音を吐かず、堂々としているというそんなポジティブな意味合いを、私は心に刻んでいます。
腹が減っても高級楊枝があれば、心は満たせるものよ!!
最後に
皆さんも苦しい状況に陥ったときは気分転換に普段より少し高級なものを自分のために投資してみるのも良いかもしれません。
高級な爪楊枝まではいかなくても、ちょっとした贅沢で気分がリフレッシュするかもしれませんよ。
今回は皆さんに少しでもポジティブな気持ちをお届けできたら嬉しいです!
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