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子どもに結果を求めすぎていませんか?

こんなことを言われると、
いや結果的にできなかったらダメじゃないですか。
今すぐに子どもに変わって欲しいんですよ。

…思いますよね。私も思います。

でもよく考えてみて下さい。
例えば、じゃああなたに今日5キロ痩せて下さいね。
と言われたらどうでしょう?

は?無理だろ。
やだね。

やる気どころか諦める人が多いと思います。
すぐに結果を求められても無理なこともある。

でも、
1年間で5キロ痩せられたらすごい!
じゃあまずはお菓子は食べていいけどジュースはやめましょうか。
…とかだったらちょっとやる気が出てきますよね。
それならちょっとやってみようかなとなります。

あわよくば数ヶ月後に友達に
あれ?ちょっと痩せた?
なんて言われたらもっとやろう!!となりますよね。

こどもも一緒です。
いきなり
縄跳び跳べるようになろう頑張ろう
食べた食器は片付けなきゃダメでしょ
おもちゃ片付けなさい
…などと言われても、子どもにとっては
「5キロ痩せて下さい」と言われるくらいハードルが高いです。

縄跳びを跳ぶには
ジャンプするだけじゃなく手も使わなければいけない。リズムも合わせなきゃいけない。
難しい…!!!やーめた

食器を片付けるには
お皿をどうやって重ねる?割れたらママに怒られるから嫌だし1枚ずつ持ってく?
何回も行くの嫌だな
椅子を降りたほうがいいのか?
…と考えている間に早く持ってきて!怒られた。
もうやーめた

おもちゃのお片付けでは
どこの箱に入れればいいのかな?
これどこにあったっけ?
ふと違う遊びに集中してて忘れてしまってそのまま。
もっと遊びたかったのにお片付けって言われる。
そもそもその言葉嫌い!やだな。

…と。
すぐにできないのが当たり前。

じゃあその子が今何に困っているのか。
例えばお片付けであったら、
入れる場所が分からないのかな?
写真をつけた箱を作ってあげよう。
お人形さん離したくない!!
→お人形さん用のベットを作ってあげて片付けの時はねんねさせてあげてねとしてみよう。などなど

どこが困っているのか嫌なのかを見つけてあげて小さなことからやってみる
そしてちょっとできた時に認めてあげるとまたやる気につながります。
それがたくさん積み重なりいつの間にか習慣になっていきます

結果だけを求めすぎて、変わらなきゃいけない!
ではなく、
変わらなくて当たり前。
小さな目標を立ててそこから
できたね!と
できたことにたくさん目を向けて認めてあげてみて下さい。

きっとママ、パパが思う、子どもに対してのイライラが少しなくなると思います。


毎日子育てお疲れ様です。
イライラが一つでも無くなり、
今日もいい一日になりますように…!




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