![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140556101/rectangle_large_type_2_b576fce6b1fb695315369182615491e8.jpeg?width=1200)
インテリアショップの魔術師 「タロット」の大アルカナを解説
ある目的を達成するために
技能・機知を組み合わせて
コミュニケーションを取り、交渉し、成功させる。
『魔術師』のカードには、そんな意味がある。
何もない形のないものから、何かを創り出すカード。
ダイニングテーブル用の椅子を探しに
インテリアショップを訪問した。
素敵な家具が、キッチン、リビング、寝室などの空間に
配置してある。
そして、いたるところにデザインの違う椅子が展示してあった。
ぼんやりひとつの椅子を眺めていた。
その椅子が欲しかった訳ではなくて
どんな椅子が欲しいのか、具体的に決まっていなかったから。
![](https://assets.st-note.com/img/1715646806167-2tkIaGjdyx.jpg?width=1200)
その時に、店員さんに声をかけられた。
「人気がありますよ」
「経年変化が楽しめます」
「多用途に対応することができます」
ますます「どの椅子を選んだらいいか」分からなくなった。
![](https://assets.st-note.com/img/1715648022560-rsCxMt22Gg.jpg?width=1200)
椅子はデザインが素敵なものが多い。
だけど海外のものは日本人の身長には大きすぎて
足が床につかなかったりする。
「デザインが素敵ですよね」
「北欧家具がお好きですか?」
確かに素敵。
でも、自分との距離は遠く感じる。
(今日は見るだけで帰ろうかな・・・)
そんなことを考えていたら
ふしぎな形の実用性はなさそうだけど
とても素敵なデザインの椅子が目に留まった。
「実はこの椅子、本を読むために作られた椅子なんですよ」
別の店員さんが声をかけてきた。
私は本が好きで
ダイニングテーブルで本を読むための椅子を探していた。
くつろげて
長時間座っていても疲れない椅子を探していたんだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1715648059134-xQXzdpLejT.jpg?width=1200)
自分の目的が明確になっていって
なんだか自分ごとに近づいたように感じた。
「座ってみてもいいですか?」
行動は、心が動いた証拠。
目的のために道具を使い【具現化】させるカード
![](https://assets.st-note.com/img/1715643639177-9z65hxXwXI.jpg?width=1200)
魔術師の前に置かれたテーブルには、
4つの道具が置かれている。
これはこの世を構成する四元素(火・水・風・地)を象徴している。
・アイディア・直観
・共感性・感情
・情報・思考
・実用・体感
![](https://assets.st-note.com/img/1715644394364-06FnUJ5kqj.jpg?width=1200)
これらの要素から、その場にふさわしいものを創りカタチにする。
アイディアから商品を開発する、サービスをつくる。
共感力を使って人脈を広げていく。
情報収集して、既存の商品を更新させていく。
実用性のあるものを作る、効率がアップするやり方を実践する。
手持ちの道具をどう活用するかで、価値は無限につくられる。
『魔術師』のカードは「方法は無限にある」ことを教えてくれる。
インテリアショップの店員さんは、
【風】と【水】のアイテムから、知識を提供して「自分の中の本当の目的」
を気づかせてくれた。
そして「家具を売る」という目的を達成したのです。
『魔術師』は
4つのアイテムを臨機応変に使いこなすための「熟練」を必要とするが
その先には、「無限に存在する成功」が秘められていることを表すカードなのです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!
良い一日になりますように♪