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変化する環境の中で見出していくもの 『運命の車輪と世界』「タロット」大アルカナを解説
楽しい夢を見て目覚めたとき
それを誰かに話したくなる。
その話をしているときに
もう一度自分が「楽しかった感情を経験している」ことに気づく。
朝、目が覚めて新しい日が始まる。
好きな音楽を聴いたり
映画や小説に夢中になったり
美味しいごはんを食べたり
大好きな人と旅行の計画を立てたりする。
「夢を見る自由さ」と
「五感を通した喜び」を
私たちは毎日この現実世界で体験している。
『運命の車輪』は常に動いている
![](https://assets.st-note.com/img/1717733699618-4yRrWU5fx0.jpg?width=1200)
『運命の車輪』のカードには人物がいない。
聖書ヨハネの黙示録の動物たちは
占星術での不動宮のサイン。
「牡牛座」「獅子座」「蠍座」「水瓶座」
4つの星座は【季節の盛り】を表している。
ゆっくり始まって、その季節を色濃く映し
少しずつ次の季節に移行していく。
車輪のまわりにいるのは
「死の象徴」とされるヘビ。
アヌビスは「新たな生命」の与え主。
スフィンクスは「復活」の神の象徴。
死が訪れ新たに生まれ変わる。
浮いたり沈んだりしながら車輪は回り続けていく。
それは誰にもコントロールすることができない。
『世界』は経験を積み重ねた結果
![](https://assets.st-note.com/img/1717734826264-gyx0h3YebY.jpg?width=1200)
『世界』のカードでは
不動宮の星座たちは「現実世界の動物の姿」として描かれている。
牛・ライオン・鷲・天使(人物)
身近で親しみやすくなり
輪の中で踊っている人物を
祝福しているかのようだ。
巡り続ける時間のなか
自然とひとつになり、踊る人物の姿は
「調和された世界での喜び」を表現している。
最後の大アルカナとなる『世界』のカードは
ひとつのサイクルが完成していることを教えてくれる。
変化する環境のなかで価値を見出していく
![](https://assets.st-note.com/img/1717735925227-fUywVPwxC8.jpg?width=1200)
もしも自分の置かれている環境が
思い描いていたものと違うと感じているなら
「習慣」に身をまかせ、考えることを放棄して
夢やビジョンを描くことをしていないのだろう。
「五感」で感じる素晴らしさを
忘れてしまっているのだろう。
出来事が日々起こり
それが展開して
結果に行きつく。
その繰り返しが続いていく。
この世界では「身体・感覚」を使って形ができる。
積極的に「五感」を使っていく世界なのだ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日もよい1日になるといいですね♬