見出し画像

妻と歩んだ日18〜肝転移と在宅医療という選択肢〜

2022年2月

39歳になる。
また妻と同い年。

薬を変えた検査結果。
また悪くなっている…この薬は効かない…

そして一回手術をする事に。
1日で退院出来るから、心配ない。と妻は言う。

そして、痛み止めに医療用麻薬を処方される…

あ、粉の飲み薬なのか…
てっきり注射とかかと…

食欲は少しずつ落ちて来ている。

今の電動自転車が重いから、違うのが欲しいと。
もう、漕いでバランス取れないから、子どもの送り迎えが出来ない。と。

2人で探した結果、三輪の電動自転車を発見。

取り寄せ品だから、少し時間掛かるし、キャンセル不可と言われたけど、即決。

これで妻が外出出来るなら、安いもんだ…

手術も終わり、退院。

そして、また検査結果聞きに病院へ。

肝臓への転移…

今後の方針の説明。効く薬が見つからないと、半年程度だと…

そして、在宅医療にするか、入院するかを聞かれる…

ずっと妻と話合っていた事。

病院で1人は嫌…でも家族に迷惑になると言っていたが…

そんなの迷惑でも何でも無い…家に居ないと自分が辛いと言って在宅に決めていた。


在宅医等の色々な手続きを進める。

医療用麻薬も早々に増量。

もう、痛みを我慢して生活する必要はない。と。

そう言えば、告知ってもっと仰々しく言われるのかと思ったけど、検診結果の流れでサラッと言われたな…

妻も自分も一緒聞き逃しそうになった…

それから、自分の親にも妻が末期がんだと伝える…

そして、会社にも…

色々心配され、色々融通を利かせてもらう。

まずは在宅勤務のために、業務整理。
ややこしい案件だけこっちで処理。

少しずつ、在宅勤務の割合を増やす方向で…

皆んなも協力してくれる。

ありがとう。

しかし、自分の誕生月、良い事起きないな…




いいなと思ったら応援しよう!