妻と歩んだ日21 〜緊急入院〜

2022年5月

ほぼ在宅勤務とはいえ、たまには職場で仕事する。

自分が居ない日、妻はホテルの予約やら、酸素ボンベの手配やらいつの間にか終わらせている。

そして、暇があればディズニーの本を…

体力も体重も少ないけど、気力は充分。

在宅勤務してる時は、いつも隣で寝てるのにな…

居ない時の方がアクティブ…

抗がん剤は効いているようで、数値が安定。

最初、ディズニー旅行に難色を示していた主治医もこれならなんとか行けるのでは。と。

妻も自分も喜んだ。

そうしてディズニー旅行まで１ヶ月を切った頃。

職場に着いてすぐ、お義母さんから電話。

妻が高熱を出して、救急車を呼んだ。と。
妻が指示したらしい。やっぱりしっかりしてるな…

そして、急いで搬送された病院へ。

とりあえず、入院が必要だけど、ここでは無理という事で病院を変えて入院をする事に。

昼過ぎには、意識もはっきり。必要なものと、欲しいものを聞き、自宅へ戻り、病院へ。

またコロナのせいで病室に入れない。

裏口の守衛室に荷物を預ける…

ちゃんと受け取ったと、LINEが来る。

翌日、お見舞いに行っても病室に入れないから、とりあえず職場へ。

LINEで欲しいものがあれば持っていく。

入院3日目までは普通にやり取りしてた…

3日目、妻とのLINEのやり取りがおかしくなる…

どうやら手が震えて文字が打てないらしい…

電話に切り替える…

足が凄い浮腫んでるとの事。

どうにかお見舞いに行きたいな…

コロナには罹らかったけど、ずっとコロナ禍に苦しめられている…