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ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」より-4
2.0122 ものが自立的といわれるのは、それがすべての可能な状況のうちに現れうるからでしかない。すなわち、この自立性の形式はものと事態との連関の形式であり、非自立性の形式なのである。(同じ言葉が、単独で用いられたり命題の中で用いられたりと、二様の異なる仕方で用いられることはありえない。)
2.0123 私が対象を捉えるとき、私はまたそれが事態のうちに現れる全可能性をも捉える。
(そうした可能性のいずれもが対象の本性になければならない。)
あとから新たな可能性が発見されることはありえない。