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リテピ花写055 決してあなたを捨てません!冬にも咲く春のオオキバナカタバミ

冬の道ばたに咲いている黄色い花。
いつ見ても、きれいに開かないで、
傘を巻いてたたんだような形で咲いています。
いつごろ、きれいに開くのだろうと、
午前午後と観察してみました。
けれどもいつも開いていません。

ところが別の場所で、日当たりの良い所でしたが、
これより大きく開いているのを見ました。
カメラを持っていなかったので、写真には撮れませんでした。
スマホで撮ればよかったかなと、後で後悔しています。

傘を閉じたように咲くオオキバナカタバミ

この花、オオキバナカタバミ。
今は、外来種の雑草扱いなんです。
繁殖力が旺盛で、手に負えなくなります。
原産の南アフリカでは、食用にもなるそうですが、
シュウ酸が多く、多く食べると体に良くありません。
ただ、葉っぱで仏具などを磨かれてきました。
10円玉を磨くとピカピカになりますよ。
ほうれん草もシュウ酸が含まれ、
食するには茹でてアク抜きをします。
そのゆで汁はシュウ酸が含まれ、
柱など木の黒ずみや衣類の染み抜きなどで効果がありますよ。

綺麗に開いたところをあまり見かけないのは日陰のせい?

花の咲く時期は、冬から春と長いのですが、
やはり3~5月に比べ、
今の時期は咲き方がもう一つで、
日当たりも関係します。
日陰になると閉じるのです。
いつも見ていたところは、
木の下で日当たりが悪かったのですね。

花言葉は、輝く心、母の優しさ、決してあなたを捨てません、喜び。
なかなか駆除できない繁殖力から、
子だくさんのイメージからの発想ですね。
子孫繁栄を願う意味から武士の十大家紋の一つになっています。
日本では関東以西で自生していることが多いので、
その地方の方は、道端で見かけるかもしれませんよ。
葉はクローバに似ていいますが、白い模様はないので区別できます。
見つけたら10円玉を磨いてみましょう。
ピカピカになればなんだかうれしい。

開ききれないオオキバナカタバミ

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