見出し画像

リテピ花写073 ブーゲンビリア 南国の情熱の花は魂の花?

日本では暑い時期に見かけるようになるブーゲンビリア。
南国の花ですね。
昔々、日本が南方を占領していた時、
兵隊がブーゲンビリアの花を見たことが、
復員した後に語られていたらしい。
ことを何かで聞いたことがありました。

原産地は中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。
オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する常緑樹で、
赤い花やピンク、紫、オレンジ、白、黄色など種類がたくさんあります。
日本では夏の花のイメージですが、暑い国では 年中咲いています。
といっても、赤やピンクの色のついたものは花ではなく、
苞葉(ほうよう)です。
実は花びらがないのです。
同じ科のオシロイバナも花びらがなく花のように見えるのはガクなんですね。形は全然似ていないけれども、花びらがない所は同じなんですね。

ブーゲンビリア、情熱的な南国の花

ブーゲンビリアの花は、中心にある筒状の小さな白いものなんです。
花はたくさんつけるのですが、残念ながら香りはしません。
鮮やかな色の苞葉でハチドリを惹きつけます。

いっぱい咲いていると華やかで南国特有の情熱的な感じがします。
花言葉も、赤は「情熱」「あなたしか見えない」ピンクは「あなたは魅力に満ちている」白は「熱心」「あなたは素敵」オレンジは「秘められた思い」黄色は「私はあなたを信じます」

鮮やかな色がハチドリだけでなく、人々の気持ちも引き付けるようです。
人の気持ちを高めることから「魂の花」とも呼ばれ、
好まれているようで日本でもいろいろな歌に歌われています。

ピンクのブーゲンビリア

ブーゲンビリアは耐寒性が弱いので、5℃を下回ると越冬できずに枯れます。そのため、日本ではあたたかい日あたりによい所でしか育たないようです。
だから、あまり見かけないのですね。
自転車で走っていて見かけたときは、
なぜ、話に聞いていた南国の花がこんなところにと思って、
喜んで写真を撮りました。
6月から10月まで咲いていますので、運が良ければ、
燃えるような情熱の花に巡り合うことができるかもわかりませんよ。
でも、35度から40度近くなると、
外に出るのはなるべく控えた方が良いでしょう。
花の情熱で身を焼き焦がさないようにね。

赤いブーゲンビリア

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?