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リテピ花写012 黄色は夏の色? ルドベキア
たくさんの黄色と黒色が踊るように咲いています。
はじめ、ひまわりの新種かなと、見てみると、
ちょっと雰囲気が違いました。
ルドベキア、日本ではアラゲハンゴンソウと呼ばれ、
キク科・オオハンゴンソウ属だそうです。
北米原産で、明治時代、ロシアのバルチック艦隊を打ち破った、
かの東郷平八郎が留学先の英国から種を持ち帰ったといいます。
だから別名、東郷菊(とうごうぎく)と呼びます。
軍人が花の種? 文武両道ですね。
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ルドベキアは、
スウェーデンの植物学者、オロフ・ルドベッグに因んでつけられました。
公平に研究を評価する性格だったので、
花言葉は、「正義」「公正」「正しい選択」「強い精神力」「立派」、
そして、花の模様が目のように見えることで、
「あなたを見つめる」もあります。
こんなにたくさんの目で見つめられると緊張もしますし、
悪いこともできませんよ。
私には、夏休み、子供たちがはしゃいでるようにも思えますね。
花は6月から11月までの長い期間咲きます。
花の色や暑い夏に咲くところが、ひまわりと同じですね。
夏は黄色が良く似合います。(ひまわりの影響受けていますね)
この暑さにも負けず、野生化しているものがあるようです。
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園芸種など種類が多く、黄色やオレンジ、茶色の複色。
そして一重咲きの他、八重咲き、小輪から大輪までいろいろあります。
中には、背丈2m以上にもなるオオハンゴンソウは、
特定外来生物に指定されています。
これは地下茎から発芽抑制物質を分泌して、
他の植物の種子などを近くに生えさせないので、
周囲はオオハンゴンソウだけになるんですね。
いわしのように集団でいることに何かメリットがあるのでしょうか。
皆仲良く生きないと。多様性の時代についていけませんよ。
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写真 夏は黄色の花が似合います。小さなひまわりのようルドベキア