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リテピ花写035 花も可愛いし、そばもおいしい。でも、匂いが…

赤い小さな花が、陽光を受けていっぱい咲いています。
赤いそばの花、高嶺ルビーです。

そばは、普通、白い花を咲かせます。
もともとそばは、中国雲南省原産で、
日本には縄文時代には伝わっていました。

やせた土地でも春と秋、年2回収穫できる主食として、
また温暖な地方では凶作に備えた救荒作物として
大切にされてきました。

この高嶺ルビーは、ヒマラヤ原産の赤い花のそばを
日本の気候に合わせて改良したもの。

赤そばは、普通のそばに比べて、
1粒の種から10分の一しか収穫できません。

赤そばは色も少し濃く、コシも強いので、
もちもちとした食感があり、味や香りも強く感じられるそうです。

長野県箕輪町の「赤そばの里」では、
収穫時期には赤白両方のそばが食べ比べできるそうですよ。

赤いそばの花、高嶺ルビー

春と秋の2回収穫されるそばのうち、おいしいのは秋ですね。
そばはたんぱく質が多く、アミノ酸のバランスもよく、
ルチンを含んでおり、血管の健康にもよいのです。

でも、そばは、ビタミンB以外のビタミンを
ほとんど含んでいないので栄養に偏りがあります。

それを補うのが天婦羅です。
天婦羅そば、味はいいし、栄養的にも補完しているんです。
よく考えられていますね。

そばは、日本だけの食べ物ではなく、世界中で食されています。
栽培が簡単なので、世界各地で栽培されています。
中国とロシアが最大産地。日本は80%が輸入です。
ウクライナ戦争と円安の影響をもろに受けますね。

中国ではちょっと苦い韃靼そば、韓国では冷麺、
因みに盛岡冷麺はジャガイモの澱粉で作り、
薄い黄色でゴムのような弾力があります。

韓国ではそば粉が原料で、細めの柔らかめの茶色の麺ですね。
イタリアでは、そば粉のパスタなどがあり、
フランスではそば粉のクレープ、ネパールのそばがき、
ロシアではそばのソバの実のおかゆなどもあるそうです。

そばの花言葉には、
「懐かしい思い出」「喜びも悲しみも」「あなたを救う」「幸福」
「一生懸命」「誠実」「真心」などがあります。

荒れた土地でも種をまいて60日で収穫できるそばに対する
感謝の気持ちがこもっていますね。

赤いそばの花、高嶺ルビー

江戸時代から始まったといわれる年越しそばは、
大晦日にそばを食べて、過ぎし1年や故郷を思い返すひと時。

また来る新年も細く長く、仲良く健康に暮らしていけるように願う
素朴な気持ちが込められているのでしょう。

白や赤の小さな花は、可愛いので、
さぞや香りも香しいものと思ってしまいます。

でも、臭気がある臭いにおいなんですね。

それでも虫たちが寄ってきて
せっせと交配してくれるんですね。

虫にはいい匂いなのかもわかりませんね。

春に咲く菜の花も、決していい香りとは言えません。
稲も独特の匂いがします。

植物は本当に千差万別で、興味が尽きないですね。

人の匂いの好みもいろいろ、ですかね?

赤いそばの花、高嶺ルビー

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