リテピ花写041 野に咲く、希望の灯。深い思いやりのノゲイトウ
春から秋にかけて、長い間、
野にともす希望の灯で導いてくれるノゲイトウ。
先が赤く、細長い形が、
炎をともしたロウソクのように見えます。
ちょっと変わった形で、
花言葉は、誰が付けたのか、いろいろあります。
どれも根拠はないようです。
もともと花言葉は、そんな気分のものですから
気にすることはないでしょう。
ただ、希望の灯とは、なかなかいい感じです。
見ていて、なんだか希望が湧いてきませんか。
他には、 幼い時からの友情、深い思いやり、
おしゃれ、色あせぬ恋なんて、
素敵な言葉が多いようです。
その一方で、風変わり、感情的、おもむくままに、
個性、気取り屋などもあります。
ちょっと変わった形が、いろいろな相続力を
たくましくさせるようですね。
原産地は、アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から
亜熱帯と、幅広く咲いています。
ノゲイトウの名前は、
鶏のトサカのような花を咲かせるケイトウ(鶏頭)に似て、
野に咲くので、野鶏頭と呼ばれます。
別名は、セロシア。ギリシア語の燃やしたに由来します。
細長いロウソクのような花。
花のように見えても、実は、花ではないのです。
茎が変形した花序で、花は小さくて目立たないのです。
花序はカサカサしていて茎を切り、
逆さにつるすだけで簡単にドライフラワーになり、
色あせないので、色あせなぬ恋という花言葉もできたのですね。
実は花でない花。ってよくありそうです。
丸いセンニチコウもそうでした。
花の場合は、見て楽しむだけだから、
花であろうがなかろうが気にしなくてもよいですね。
でも、世の中は、物事の本質を見誤ると、
失敗することもあります。
本質を見ることのできる目を持ちたいですね。