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名づけられた葉

自分のいのちにまっすぐに向き合ういのちは美しい。

こんな事を思いました。

海沿いで、ランニングとヨガをして帰る途中。

今日は、湘南国際マラソンが行われています。

私は、何か大きな大会とかイベントとかって、食わず嫌いなところあり、あーマラソンの大会かー、くらいにしか思っていなかったのですが…。

真摯に自分に向き合い無言で前を向いてひた走るランナーの群れを見ていたら、涙が出てきました。

「無名のランナーの群れ」という言葉を思いついて、あれ、でも無名?と思い…。

一人ひとりに名前があり、人生がある。

そのランナー群を見ていたら、本当に感動してしまいました。

そして、中学の時に歌った合唱曲を思い出しました。

『名づけられた葉』
作詞 新川 和江  作曲 飯沼 信義

ポプラの木には ポプラの葉
何千何万芽をふいて
緑の小さな手をひろげ
いっしんにひらひらさせても
ひとつひとつのてのひらに
載せられる名はみな同じ

わたしも
いちまいの葉にすぎないけれど
あつい血の樹液をもつ
にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に
不安げにしがみついた
おさない葉っぱにすぎないけれど
わたしは呼ばれる
わたしだけの名で 朝に夕に

だからわたし 考えなければならない
誰のまねでもない
葉脈の走らせ方を 刻みのいれ方を
せいいっぱい緑をかがやかせて
うつくしく散る法を
名づけられた葉なのだから
考えなければならない
どんなに風がつよくとも

今の世の中で行われていることは、間違っています。

おかしいって、みんなわかること。

麻痺しかけていた感覚が、正常に戻りました。

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